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留学生たちの母国とニッポン

70か国・地域からの80人にインタビュー

著:久保田 登輝子

紙版

内容紹介

「留学生」ってどんな人たちなんだろう?
横浜在住のひとりの主婦/日本語教師が、70か国・地域から来た留学生たち80人へのインタビューをおこなった。JICAの奨学金試験に受かった、日本語と日本文化に憧れていた、祖父母のルーツが日本にあった…など、さまざまなきっかけでやってきた留学生たち。ルワンダの義肢製作者、アフガニスタンの小麦研究者、キルギスの最高裁判事補、ウガンダの宇宙科学技術者、ミャンマーのマングローブ研究者、ホンジュラスの教師、レソトの一等書記官、スロバキアの書道愛好家、スリランカの財務官僚、ブルガリアの大統領通訳、カンボジアのアンコールワット保全活動家など、総勢80人による語り。
留学生たちはなぜ日本を目指し、どんな将来を描いているのか。彼ら自身の言葉から、その人柄と背景にある文化、彼らの目に映る日本が浮かび上がる。

目次

第1章 平和と環境を大切に 2007-2010
第2章 災害・紛争・環境問題 2011-2013
第3章 きもの、寿司、尺八… 2014-2016
第4章 心の国際交流を 2017-2020

著者略歴

著:久保田 登輝子
横浜で生まれ育つ。結婚して母となり子育てに余裕ができた頃、(社)横浜市国際観光協会ホームビジット受け入れ家庭となり、1984年より外国人の来訪を受ける。1987年からは日本語教師として働く。1994年横浜市国際学生会館「日本語チューター」登録。1999年から2020年まで、夫とともに交流誌『林遊倶楽部』の編集・発行を行なった。

ISBN:9784875025368
出版社:工作舎
判型:4-6
ページ数:352ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2021年12月
発売日:2021年12月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN