ライプニッツ著作集 第II期
ライプニッツ著作集 第II期 1 哲学書簡
知の綺羅星たちとの交歓
著:ゴットフリート・W・ライプニッツ
監:酒井 潔
監:佐々木 能章
紙版
内容紹介
昨年『モナドロジー』刊行300周年、来年没後300年を迎えるライプニッツ。本格的著作集第I期(全10巻)から16年を経て、ついに第II期(全3巻)の刊行がスタート。記念すべき第1巻は、ライプニッツが交わしていた、スピノザ、ホッブズなどの哲学者、およびゾフィー、ゾフィー・シャルロッテ母娘など貴婦人たちとの書簡集。科学革命をリードした17世紀の天才の思考形成プロセスや喜怒哀楽が鮮やかに甦る。
『ライプニッツ著作集』第I期(全10巻)は、厖大かつ断片的であった原典から、10年余をかけて総合的に編纂して主要著作を編んだ、世界初の本格的著作集。ライプニッツ学の世界的泰斗や科学史家、宗教学者などが監修・翻訳を担当。1999年度日本翻訳出版文化賞受賞。
目次
【第1部】 学者の共和国 [レスプブリカ・リテラリア]
1 ヤコプ・トマジウスとの往復書簡
2 ホッブズ宛書簡 [全]
3 スピノザとの往復書簡とスピノザ注解
4 初期アルノー宛書簡 [全]
5 マルブランシュとの往復書簡 [全]
6 ベールとの往復書簡 [全]
【第2部】 サロン文化圏
1 ハノーファー選帝侯妃ゾフィーとの交流
2 ゾフィー・シャルロッテ宛書簡
3 マサム夫人との往復書簡