ポピュリズムの現代
比較政治学的考察
著:土倉 莞爾
紙版
内容紹介
現代はポピュリズムの時代である。ポピュリズムの様相は国により異なるが、デモクラシーにとって重要なのは、それら一つ一つを解きほぐし対応していくことであろう。そのような視角から、フランスの大統領選挙を始めとする近年の選挙動向、イギリスのBrexit、日本の橋下徹と大阪維新の会を題材とし、個別に研究する。
目次
まえがき
第1章 社会党の政権奪還 -2012年フランス大統領選挙・総選挙の考察-
第2章 2014年フランス統一地方選挙とEU議会選挙におけるFNの躍進
第3章 パスカル・ペリノーのフランスFN(国民戦線)論
第4章 福祉国家とポピュリズム -フランスからの視角-
第5章 Brexitについて考える
第6章 「大阪都構想」問題の政治学的考察
第7章 18歳選挙権について考える
補 論 書評:水島治郎著『反転する福祉国家:オランダモデルの光と影』(岩波書店,2012年)
あとがき
参考文献
索 引
ISBN:9784873546957
。出版社:関西大学出版部
。判型:A5
。ページ数:400ページ
。価格:4000円(本体)
。発行年月日:2019年03月
。発売日:2019年04月15日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPH。