関西大学経済・政治研究所研究双書 第167冊
市民自治の育て方
協働型アクションリサーチの理論と実践
編著:草郷 孝好
紙版
内容紹介
SDGsが示す持続する社会の実現には、地域社会の当事者である市民‐行政‐NPOの協働がカギを握る。この当事者協働を促し、ボトムアップ型の市民自治を醸成するために、研究者にできることは何か?本書は、学際的研究班の研究成果をもとに、実践的研究の必要性、理論、特色、倫理等を概説し、先駆的取り組みを紹介する。
目次
はしがき
第1章 市民自治を育てる協働型アクションリサーチ
~必要性、定義、特色、可能性~
第2章 協働型アクションリサーチの鍵となる要素と実践知の抽出
~アクションリサーチ研究セミナーの知見をもとに~
第3章 ひととまちの新しい関わり方
個人の活動を束ねる「まちづくり」
第4章 オープンデータの活用と市民自治力の向上を考える
~政府の「オープンデータ2.0」戦略と官民データ活用推進基本法などをてがかりに~
第5章 災害復興のアクションリサーチ
~内発的な復興のきっかけとなる5つのツール~
第6章 リーダーシップのアクションリサーチ
~コミュニティ・オーガナイジングの実践を参考に~
第7章 協働型アクションリサーチの実践事例
~ながくて幸せのモノサシづくり~
ISBN:9784873546704
。出版社:関西大学出版部
。判型:A5
。ページ数:170ページ
。定価:1700円(本体)
。発行年月日:2018年03月
。発売日:2018年04月05日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPT。