出版社を探す

経済発展と交通・通信

編:関西大学経済史研究会

紙版

内容紹介

本書は、グローバル経済史の研究を志す専門家のための論文集である。近年、グローバル経済の発展の中で交通・通信の役割に経済史家は注目している。新世紀に入り、難題を伴いながらも新たな展開を示しつつあるグローバル経済を解明する本格的な専門書として社会人、学生必読の一書である。

目次

第1部 北アメリカとイギリス
1 19世紀アメリカの経済発展と水路(運河)輸送
2 19世紀後半におけるカナダ二大鉄道網の形成について
3 1870年代末、原油生産者連合とスタンダード・オイルの攻防
4 アンテベラム期アメリカの発展と郵便サービス網
5 19世紀イギリス鉄道技師の教育と訓練
第2部 アジア・アメリカ
6 幕末京都への地理的移動パターン
7 近代日本における陸軍の道路使用
8 両大戦間期の上海における倉庫業の概観
9 ジェームズ・フィンリイ商会の通信記録から見た東インド会社
10 19世紀南アフリカのナタール植民地における鉄道建設

ISBN:9784873545912
出版社:関西大学出版部
判型:A5
ページ数:272ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2015年01月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:RPT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:NH