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関西大学東西学術研究所訳注シリーズ 16

聖なるものをめぐる哲学 ミルチャ・エリアーデ

著:マルセリーノ・アヒース=ビリャベルデ
訳:平田 渡

紙版

内容紹介

ポール・リクールの薫陶をうけた、若手実力派のスペイン人哲学者による、エリアーデの思想と方法論をめぐる学問史の試み。アルカイック期の宗教的な人間について、<聖なるものの弁証法>と<宗教的シンボリズム>が中心的な役割を果たす、現象学的な方法論によって真相が解き明かされる。格好のエリアーデの入門書。

目次

 序
 感謝の言葉
 まえがき
第一章 人と作品
  Ⅰ 伝記に関する簡潔なメモ
  Ⅱ 作品を理解するために必要な要素
第二章 聖なるものへの最初のアプローチ
  Ⅰ 聖なるもの対俗なるもの
  Ⅱ 聖体顕現【エピファニー】
第三章 シンボルと神話における聖なるもの
  Ⅰ シンボルと文化
  Ⅱ 神話
第四章 空間と時間における聖なるもの
  Ⅰ 聖なる空間
  Ⅱ 聖なる時間
結び
 新しいユマニスム
 原註
 参考文献
 あとがき

ISBN:9784873545639
出版社:関西大学出版部
判型:A5
ページ数:374ページ
定価:3400円(本体)
発行年月日:2013年03月
発売日:2013年04月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRA