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素人の大学づくり

研究者から学園理事長へ、学園の改革はこうして始まった

著:須藤賢一

紙版

内容紹介

高崎健康福祉大学(通称名:健大)は平成13年、まさに21世紀初頭の2001年に、「人類の健康と福祉に貢献する」を建学の精神に掲げて、健康福祉学部健康栄養学科、同保健福祉学科(現:社会福祉学科)、同健康情報学科(現:医療情報学科)の1学部3学科で開学した。その後、建学の精神の一層の実現を目指して、開学以来20年という短い期間に学部・学科の増設を繰り返し、現在では5学部8学科と大学院4研究科を擁する総合大学にまで拡大している。
地方の私立大学でありながらも国家試験合格率や就職内定率の高さから毎年多くの受験者を集める高崎健康福祉大学の躍進の背景には、研究者から学園理事長へと転身した一人の男による、たゆまぬ改革への挑戦があった。
本書は、大学教育や学校運営とは無縁であった研究者が学校法人群馬女子学園(現:学校法人高崎健康福祉大学)の理事長に転身して大学を新設し、開学後も学部・学科を新設・増設して総合大学へと拡大させてきた、改革と挑戦の物語である。

目次

第1章 研究者として研究に明け暮れた日々
第2章 研究者から学園理事長へ
第3章 高崎健康福祉大学を県内一の私立大学にするために
第4章 大学淘汰の時代にも力強く羽ばたく大学へ

著者略歴

著:須藤賢一
1994年(昭和19年)、栃木県生まれ。栃木県立宇都宮高等学校卒業。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)。農林水産省森林総合研究所研究員、カナダのサスカチュワン大学ポストドクターとして研究に従事。同研究所木材利用部成分利用研究室長を務めた後、学校法人群馬女子学園 群馬女子短期大学副学長に転身。現在、学校法人高崎健康福祉大学理事長及び同大学学長。
また、群馬県私立大学協会会長、公益財団法人群馬県私学振興会副理事長、ぐんま地域・大学連携協議会会長、公益財団法人高崎財団理事、高崎保健所運営協議会会長、高崎映画祭運営委員会会長も務めている。

ISBN:9784872184723
出版社:IN通信社
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN