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学校で命を落とすということ

子どもたちが安心して過ごせる学校となるために

著:安達 和美

紙版

内容紹介

当たり前のように学校に出かけていった息子。まさか二度と帰らないとは思ってもみなかった。あの日、学校の中でなにが行われたのか。息子はなぜ、自殺しなければならなかったのか。
事実を知りたい。その思いだけで遺族は動いた。
友人たちはなにを証言してくれたのか。教師はどのように対応してきたのか。学校、教育委員会はなぜ事実を隠そうとするのか。裁判の難しさ。マスコミとの付きあい。支援者との出会い。
その日起きたことから現在までの活動を、ありのままに綴る。
学校は変わらなければならない。
不適切な指導による犠牲者をこれ以上出さないために。そして、私たち社会に生きるものの意識を変えていくために。

目次

第1章・学校の中で失われた命
第2章・教師の「指導」をきっかけとした子どもの自殺
第3章・残されたものが前を向いて生きるために
第4章・みんなで作っていく学校の安心

著者略歴

著:安達 和美
長崎市生まれ。
2004年、学校内での指導中の自殺により、当時中学2年生だった次男を亡くす。以来、学校での指導のあり方を考え直すための活動を行っている。
「指導死親の会」共同代表
「学校事故・事件を語る会九州」呼びかけ人
NPO法人「子どもの権利オンブズパーソンながさき」理事
一般社団法人「カナリアハート」理事
社会福祉士

ISBN:9784871773614
出版社:あっぷる出版社
判型:4-6
ページ数:224ページ
価格:1500円(本体)
発行年月日:2022年10月
発売日:2022年10月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN