出版社を探す

生涯学習概論 第3版

著:小林 繁
著:平川 景子
著:片岡 了

紙版

内容紹介

・大学等で生涯学習に関する科目を履修する学生や生涯学習に関心を寄せている人のためのテキスト。
・初版・改訂版で言及してきた社会教育施設や事業、実践的な学習支援の方法や形態などについての記述に加え、〈第3版〉では、新たに制度化された社会教育士や学習支援者の役割と力量形成の課題についても言及。
・統計資料も、文部科学省「社会教育調査-令和3年度結果の概要」2023年を使用するなど、可能な限り、最新のものを使用している。

目次

第3版まえがき

第1部 生涯学習の基礎的理解(小林 繁)
第1章 生涯学習とは何か?
第2章 日本における生涯教育論の導入と政策の展開
第3章 生涯学習政策の動向と展開
第4章 生涯学習支援の取り組み
第5章 成人学習者の理解
COLUMN1 障害をもつ人の生涯学習支援のために

第2部 社会教育の基礎的理解(片岡 了)
第6章 社会教育の概念
第7章 社会教育の歴史
第8章 社会教育の法制度
第9章 社会教育の施設と職員
COLUMN2 創立100周年を迎えた自由大学運動について考える

第3部 成人学習論の展開(平川 景子)
第10章 社会教育の思想と実践の系譜
第11章 生涯学習論と学習権宣言
第12章 成人学習論の展開
COLUMN3 社会教育主事と社会教育士

巻末資料
日本国憲法(抄)
教育基本法
社会教育法
公民館の設置及び運営に関する基準
図書館法(抄)
博物館法(抄)
スポーツ基本法(抄)
義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律
こども基本法(抄)
学習権宣言

著者略歴

著:小林 繁
明治大学文学部教授。
主な著書として、『学びのトポス―社会教育計画論―』(クレイン、2000年)、『現代社会教育—生涯学習と社会教育職員—』(クレイン、2008年)、『障害をもつ人の学習権保障とノーマライゼーションの課題』(れんが書房新社、2010年)、『地域福祉と生涯学習— 学習が福祉をつくる—』(編著、現代書館、2012年)、『障害をもつ人の生涯学習支援―インクルーシヴな学びを求めて―』(共編著、
旬報社、2021年)など。
著:平川 景子
明治大学文学部教授。
主な研究業績として、日本社会教育学会編『講座 現代社会教育の理論Ⅲ 成人の学習と生涯学習の組織化』(分担執筆、東洋館出版社、2004年)、同編『学びあうコミュニティを培う— 社会教育が提案する新しい専門職像— 』(分担執筆、同前、2009年)、岡山禮子ほか『近代日本の専門職とジェンダー―医師・弁護士・看護職への女性の参入―』(分担執筆、風間書房、2019年)など。
著:片岡 了
明治大学兼任講師。
主な研究業績として、『21世紀の生涯学習関係職員の展望』(分担執筆、多賀出版、2002年)、『公民館・コミュニティ施設ハンドブック』(分担執筆、エイデル研究所、2006年)、『現代の貧困と社会教育』(分担執筆、国土社、2009年)、『自治の力を育む社会教育計画』(編著、国土社、2014年)など。

ISBN:9784871686976
出版社:エイデル研究所
判型:A5
ページ数:193ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年07月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN