第Ⅰ部 使える最新の重要な労働法規
第1章 ハラスメントのない社会を ~ハラスメント防止法の狙いと課題~
1 この章で考えていくテーマ
2 「働く者」の観点から、知っておくべきことと注意すべきこと
3 「経営上」の観点から、知っておくべきことと注意すべきこと
4 「人事担当者・管理監督者」の観点から、知っておくべきことと注意すべきこと
【第1章 コラム】 -アジアに広がる過労死・労災・ハラスメント-
第2章 働く者のルールとブラック企業の見分け方
1 ブラック企業の見分け方
2 労働基準法 ~働き方の内容に関するルール~
3 危機に遭遇したときの選択
【第2章 コラム】 男女ともに働きやすい社会の実現のために
第3章 さまざまな組織における労働問題~その背景にあるもの~
1 人権侵害・労働問題が発生する組織の闇に迫る
2 ハラスメントが発生してしまう組織の<10の特徴>
3 「治外法権であるかのように振る舞ってきた組織」に労働法を守らせるために
【第3章 コラム】 -ハラスメントの背景にあるもの-
第Ⅱ部 共産党の問題事例から考える
第4章 田村智子委員長の壮絶なパワハラデビュー
序 日本共産党・党大会のパワハラ事件——「排除より包摂」を掲げた議員への組織的攻撃
1 委員長の交代と鮮烈なパワハラデビュー
2 法律的な観点からみた「党大会パワハラ事件」
3 「人格攻撃」は法律的な観点からはどのように評価されるか
4 「集団での吊し上げ」は法律的な観点からはどのように評価されるか
5 民間企業であればどうなるか
【第4章 コラム】 -ハラスメント団体にありがちな無責任体質-
第5章 党首公選制の提案者に対するパワハラ事件~言論・出版の自由と松竹さんらに対する除名事件~
序 ジャーナリストは、なぜ、それでも共産党のハラスメントに立ち向かうのか
1 松竹伸幸さん・鈴木元さんに対する除名事件
2 志位さんを激オコさせた2つのポイント!!
3 共産党によるメチャメチャな憲法解釈
4 オウム真理教の人権侵害が防げなかったのはなぜか、そして、共産党による人権侵害は防げないのか
5 松竹さんに対する組織的なパワハラ
6 そして、共産党除名撤回裁判へ(松竹さんに対するパワハラなどに法の裁きを)
【第5章コラム】 「法の支配」について ~形式的法治主義との違い~
第6章 おかしいことにおかしいと声を上げただけで不当解雇事件
序 マンガ評論家は、なぜ、組織の不正に立ち向かったのか
1 神谷貴行さんの紹介
2 事件の概要
3 1年半もの間、執拗に続けられたパワハラ
4 不当除籍と不当解雇
5 専門家が解説する神谷さんへのパワハラの認定と類型
6 これらの行為は民間企業であればどのように評価されるか
【第6章コラム】 適正手続を考える
第7章 弾圧されても労働運動をやめない若者たち
序 〜日本共産党の闇に立ち向かう勇者たち〜
1 人権侵害・不当解雇に対する抗議行動
2 不当な圧力たたかう~弾圧されても声をあげ、正義を重んじ誠実を貫く~
3 組織側の行為は法的観点からはどのように評価されるか
4 みなさまと共に考える
【第7章 コラム】 人間らしい苦悩と人間らしい選択
第8章 労働者の賃金を未払いにする政党~民青・共産党残業代不払い・各種の問題~
序 本邦初!政党職員の労働者性に切り込む
1 油鳥さんらのたたかい——日本共産党の労働基準法違反を告発する
2 共産党の労働問題を法的観点から分析する ~日本共産党の労働基準法違反~
3 労働犯罪団体の暗部に迫る
4 イリーガルな組織としての共産党(党職員に聞く)
5 みなさまと共に考える