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企業の実験・大学の実験

反応工学実験の作法

著:村上 信明

紙版

内容紹介

今の時代を生きる技術者へ
時代は変わっても工学実験で変わらないもの

企業・大学にて長く研究に携わってきた著者が、主に反応工学の実験において留意すべき点を振り返り、随筆風に綴る。
関連学部の学生、また企業で同様の実験・研究に従事する方など、実験に携わるすべての人へ。技術者の誠意と思いやりに満ちた、端正な一冊。

目次

  まえがき   
  プロローグ
 1章 原理・基本的法則との整合
 2章 実験の失敗と僥倖
 3章 安全の確保と整理整頓
 4章 文献調査と研究・実験の企画
 5章 実験操作とデータ採取  
 6章 実験結果の解析・とりまとめと報告
  エピローグ
 〈補説〉ハーバー・ボッシュ法アンモニア合成と現代
  あとがき

著者略歴

著:村上 信明
1947 年 福岡県生まれ
九州大学工学部応用化学科卒業、大学院工学研究科修士課程修了
企業の研究所勤務、基礎研究所所長などをへて
2002 年 長崎総合科学大学工学部教授
2011 年 長崎総合科学大学 新技術創成研究所特命教授
    (現在に至る)
(2008 - 2010 年 九州大学大学院工学研究院特任教授兼務)

関与した主な研究
NOx などの燃焼排ガス処理、固体電解質型燃料電池(SOFC)、燃料電池用炭化水素の改質装置、CO₂ の海洋処理法、発電用石炭ガス化、草木バイオマスのガス化・メタノール合成 など
工学博士
専攻分野 エネルギー・環境工学
著書『昨日今日いつかくる明日 読切り「エネルギー・環境」』(現代図書、2008 年)、『雑説 技術者の脱炭素社会』(梓書院、2021 年)
特許、論文など多数

ISBN:9784870357426
出版社:梓書院
判型:4-6
ページ数:156ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2022年08月
発売日:2022年08月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDC