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『源氏物語』創成と記憶
平安から江戸まで
編著:渡邉 裕美子
編著:田渕 句美子
他著:高田 祐彦
内容紹介
未来へつなぐ。
物語誕生の時代から江戸時代後期、そして現代にいたるまで、『源氏物語』は何を創造し、どのように伝播して、人々に共有される記憶となり、そこから何が新たに創造されたのか。
『源氏物語』という作品そのものの特質・存在を捉え返す。
目次
はじめに
Ⅰ 物語の創造
六条御息所から六条院へ—源氏物語の時間と空間—◉高田祐彦
父としての光源氏—明石の姫君の教育をめぐって—◉鈴木裕子
『源氏物語』の和歌があらわにする傲り
—その眼差しと逸脱が意味するもの—◉田渕句美子
『源氏物語』から平安後期物語にわたる笑い
—『御津の浜松』の例から—◉陣野英則
Ⅱ 伝播と再創造
『源氏物語絵巻』制作をめぐって—王家・女院・源氏—◉松薗斉
仏法の文芸と『源氏物語』
—法会・源氏供養・一つ蓮の言説をめぐって—◉海野圭介
『源氏物語』の遺響と創造—新古今時代を中心に—◉渡邉裕美子
「大島本源氏物語」研究の現在◉佐々木孝浩
Ⅲ 空間・階層・ジェンダー
古河公方周辺の源氏物語愛好—源氏物語文字鋂を中心に—◉小川剛生
近世後期宮廷と『源氏物語』—光格天皇の時代を中心に—◉盛田帝子
御伽草子の世界における『源氏物語』◉齋藤真麻理
女子用往来物と絵入源氏物語
—近世出版文化にみる教養の浸透と均質化—◉加藤弓枝
あとがき
執筆者紹介
ISBN:9784868030140
。出版社:花鳥社
。判型:A5
。ページ数:352ページ
。定価:3600円(本体)
。発行年月日:2024年12月
。発売日:2024年12月27日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DSA。