序章
1 「閉鎖的」状況からの出発
2 ある言説についてのこの言説から出発して
3 『詩的意図』から出発して
4 『憤死』から出発して
5 しばらく前に遠方でなされたある発表から出発して
6 混ぜ合わされた昨日と今日の痕跡の数々から出発して
7 叫びから出発して
8 『アコマ』から出発して
9 連帯的な仕事から出発して
10 風景から出発して
11 口承の欠如とクレオール語から出発して
第一巻
知っていること、確かならざるもの
剥奪
目印 年代記の罠
12 帰還と迂回
目印 労働
13 為すことと創ること
14 端緒
目印 フランス化
15 出来事
目印 諸関係の「歴史的論理」
16 剥奪
17 抵抗
18 本国移民、移民の子供たち
19 邦
アンティル的体験
目印 二言語的言説
20 集団の構造と緊張関係
21 家庭なき家族?
22 出来事
23 不安定の複数の根拠
24 単一植民地主義 一九七三─一九七九
25 お笑い草のエピソード
26 邦
〈歴史〉、複数の歴史
目印 罠としての〈歴史〉
27 〈歴史〉との争い
28 カリフェスタ 一九七六
29 〈歴史〉と〈文学〉
目印 取り逃した機会
30 断面と時代区分
31 歴史、時間、アイデンティティ
32 痕跡/踏みわけ道
目印 テクストの歴史化
社会学
目印 三つの言説
33 ある文化社会学のために
34 文学と生産
第二巻
関係の詩学
さまざまな国民文学
目印 要約のかたちで
35 〈同一なるもの〉と〈多様なるもの〉
36 さまざまな技術
文化的行動、政治的実践
目印 問題提起のかたちで
37 方法について
38 文化的行動
さまざまな風景、邦々
目印 書かれたものの苦しみ
39 言葉のただなかで
40 音楽
41 受け容れること
42 チリ
43 キューバの風景
さまざまな詩学
目印 クレオール語の策略
44 自然な詩学、強制された詩学
45 関係の詩学
46 「アメリカの小説」
47 モントリオール
48 ここの詩人たち
49 ハイチの夕べ
50 議論
51 狩猟
52 《虹》のために
53 ハイチの絵画について
第三巻
砕け散った言説
無意識、アイデンティティ、方法
目印
54 詩学と無意識
55 さまざまな極、さまざまな提案
56 快楽と享楽─マルチニックの体験
57 塵
58 邦
59 他者の眼差し
60 理由なき暴力
複数の言語、共通の言語活動
目印 クレオール語と生産
61 言語、多言語主義
目印 多言語主義
62 文学教育について
目印 島々のフランス語
63 ケベック
目印 見える断面と見えない断面
64 文書
目印 言語活動とアイデンティティ
65 教育法、衆愚法
66 クレオール語
目印 現実の諸様態と文学の諸構造
67 あまり接近して走らないでください
68 私は釣り針を買った
69 分かち持たれたクレオール語
目印 多言語主義─現代性
70 国民の言語活動
71 そしてたしかに
言語の錯乱
目印 錯乱の諸形態
72 (交差)
73 「日常の」言語錯乱について
74 ある事前調査について─シュフランの場合
75 (再現イデオロギーについての覚書)
76 アフリカ、アフリカ
演劇、民衆の意識
77 (路上で)
78 演劇、民衆の意識
79 ある実践について
80 話される著述について
81 クレオール語の著述について
第四巻
アンティルの未来
アンティル性のために
目印 返答と贈答のかたちで
82 願望、現実
83 『正当防衛』について
84 サン=ジョン・ペルスとアンティル人
85 文化的アイデンティティ
86 単一の季節
いくつかの声
87 イメージの銀河は島々をなす
88 『ボワーズ』から出発して
89 カルデナスの彫刻のための七つの風景
90 散乱
91 文学について
92 出来事
いくつかの開かれ
目印 「著述」の終わり
93 消費
94 民と言語活動
95 五月二十二日
96 さまざまな決意、ひとつの決意
附録
ディアスポラの図
用語解説
日付と場所
原註
解説 中村隆之
訳者あとがき 塚本昌則
訳者あとがき 星埜守之
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