新型コロナ後遺症に向き合う
長期化・重症化させない!
著:和田 邦雄
著:中川 学
内容紹介
コロナ後遺症1500人以上の患者を直接診療治療してきた、第一線の医師による本質に迫る待望の一冊。
名著です。特に新型コロナ後遺症に対して漢方薬による治療は和田邦雄院長の考えられたベストの治療法だと思います。(畑中正一・京都大学名誉教授/元京都大学ウイルス研究所所長)
後遺症に悩んでいる患者の皆さんに
『よく休む!』『波がある!』『根気よく!』『惧れるな!』『寛解に向かう!』『復帰は徐々に!』
目次
はじめに
〈この本の読み方・使い方〉
「新型コロナ後遺症」を理解するための序章
ポイント1 私たちは警鐘を鳴らされていた
ポイント2 生き物を宿主とするウイルス
ポイント3 COVID─19が新型といわれる理由
ポイント4 世界に急速に拡散した背景
ポイント5 平均的な回復
第一章「新型コロナ後遺症」に向き合う
──患者一五〇〇人の現場から
きっかけ
定義
対応と態勢
症状の整理
考察と統計
《コラム1 コロナ後遺症の経過に一定の法則(特性)》
治療と投薬
各国の後遺症
回復の基本
〈新型コロナ後遺症 主な症状と治療〉
① 筋肉痛・関節痛
② 嗅覚・味覚障害
③ 倦怠感・脱力感・疲労感
④ めまい・息切れ・動悸
⑤ 夜間の喉の渇き
⑥ 循環器の異変
⑦ 脱毛
⑧ 不安・抑うつ
⑨ 微熱、発熱
⑩ 咳、空咳
⑪ 自律神経失調症状
⑫ ブレインフォグ
⑬ 睡眠障害(変な夢)
⑭ そのほか
〈コロナ後遺症の考察と疑問から〉
① 自律神経失調との関連について
② 不思議な症状
③ なぜ? コロナ後遺症再発・再燃
〈コロナ後遺症の発症仮説〉
① 活性酸素除去が治療本幹の可能性
② 血管内皮細胞障害
③ 血栓ができる理由
④ レアな事象から真実を探索する
⑤ コロナ後遺症の経過に一定の法則
〈長引くコロナ後遺症の対応〉
① 家族の対応
② 職場での対応
③ 学校での対応
第二章 COVID─19の教訓
─邦和病院の取り組みから
① 飛沫感染・エアロゾルの真実
② 潜伏期間・感染はいつまで可能か?
③ 症状の特徴
④ 診断と検査
⑤ 治療
⑥ 治療薬
⑦ ステロイドは効いたのか
⑧ 漢方薬
⑨ 漢方治療とコロナ
⑩ 高齢者、基礎疾患をもつ人たち
⑪ 免疫異常で起こること
⑫ エクモはどんなとき?
⑬ 急変・重症化の観察
⑭ 鎮痛・鎮静の注意
⑮ エクモのリスク
《コラム2 重症からの生還の一例》
⑯ 院内を参考にする予防と対策
⑰ 接触、飛沫、空気感染予防の考え方
⑱ マスクの使用の仕方
⑲ もっとも感染率が高いこと
⑳ ワクチンと副作用
㉑ 新型ワクチンのなにが新しいのか?
㉒副作用への基本的な考え
㉓ ハイリスク患者の感染予防
《コラム3 COVID─19感染と予防のまとめ》
おわりに
これまで私が受けたメディア取材一覧
参考文献
ISBN:9784867820056
。出版社:鳥影社
。判型:4-6
。ページ数:270ページ
。価格:1950円(本体)
。発行年月日:2023年01月
。発売日:2023年01月26日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ。