内容紹介
落語の中でも人情噺として有名な一話である「井戸の茶碗」を絵本にしました。
屑屋の清平(せいべえ)、浪人侍の千代田朴斎(ぼくさい)、細川家のお侍高木作之進の3人が古い仏像の売買をめぐって織りなす物語。
このお三方、身分の違いはあるものの、誰もが曲がったことは大嫌い。筋の通らないことには納得できない性分だけに、話は一筋縄にはいきません。
江戸の「粋」を感じられる、とっておきの物語です。
著者略歴
著:川端 誠
1952年、新潟県上越市生まれ。絵本作家。1982年デビュー作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。主な作品に『森の木』『ぴかぴかぶつん』『十二支のお節料理』「お化け」シリーズ、「野菜忍列伝」シリーズ(いずれもBL出版)、「果物」シリーズ(文化出版局)など。1994年に発表した「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)でも大きな反響を呼び、「落語絵本」の草分けとして人気を博している。その他の落語絵本に『てんしき』『ごんべえだぬき』(いずれもKADOKAWA)がある。また近著の創作絵本に『ピージョのごちそう祭り』(偕成社)がある。
ISBN:9784867610107
。出版社:ロクリン社
。判型:A4
。ページ数:32ページ
。定価:1700円(本体)
。発行年月日:2023年11月
。発売日:2023年11月01日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YB
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ。