考え、議論したくなる!道徳授業教材プリント 小学校編
著:三好 真史
紙版
内容紹介
相反する価値観で “深く考え、議論する” 教材&ワークシート!
2018年度より道徳が教科化され、授業が正式に行われることとなった。しかし、文部科学省の調査では過半数の学校で道徳の指導が不十分である、と指摘されている。その原因は、現状の道徳授業では「価値観の確認に留まってしまう」点にある。そこで本書では、「モラルジレンマ学習」を取り上げる。モラルジレンマ学習とは、対立する価値項目について集団で議論することにより、個人の道徳的価値観を高めることができる手法である。それに基づきながら教科書の副教材として使用できる教材とワークシートを制作した。
「あそびシリーズ」を執筆する人気著者が、本格的に役立つ道徳授業を提案する1冊!
目次
1章 モラルジレンマ学習とは?
●道徳性の6段階
●プラス1方略
●役割取得への刺激
●モラルジレンマ学習の事前指導
●授業の構成の6段階
●本書のモラルジレンマ教材について
●モラルジレンマ教材の扱い方
2章 教材プリント
低学年
・ドッチボール
・アリとキリギリス
・ないしょばなし
中学年
・カードゲーム
・ゲームの攻略本
・私がガマンすれば
・サリーのピアス
高学年
・スマホがやめられない
・水泳記録会
・子どもと祭り
・受験しない人たちで