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医研シリーズ 6

虚弱高齢者の終末期ケア

様々な場における課題と対応

監:公益財団法人 医療科学研究所

紙版

内容紹介

●納得できる人生の最終段階を目指して、課題と対応を明確化。看取りに直面する家族と相談・支援に当たる多職種に向けた論考集。
 自分や家族の問題として、ますます多くの人が身近に経験する終末期ケア。社会全体で取り組むことが求められる喫緊の課題に対して、病院、介護施設、在宅機関における具体的対応を幅広く考察。
 どこまで治療を続けるべきか、治療はしないという選択肢、その際の本人意思の確認、本人の意向を踏まえた家族の決定と看取り―それを支援する医療介護福祉関連の多職種の役割とは。
 特養ホーム、介護老人保健施設、在宅医療、救急医療での対応、地域の病院・地域包括ケア病棟など、さまざまな場における課題と対応をこの一冊に。

目次

序文 虚弱高齢者の終末期ケア
1 特別養護老人ホームでの看取り実践
2 介護老人保健施設における余命が限られた方々へのサービス提供
3 在宅における看取り
4 救急医療における対応
5 地域の病院・地域包括ケア病棟における認知症患者の看取り
6 緩和ケア―全ての重い病を持つ患者とその家族を対象として―
7 人生の最期の場所についての一般国民の希望と死亡診断書に係る医師法20条の解釈・運用
8 認知症末期の本人の意向を尊重した意思決定支援モデルの探索的研究

著者略歴

監:公益財団法人 医療科学研究所
1990年、森亘先生(元東京大学総長、元日本医学会会長)を理事長として設立された研究法人。森理事長は設立時に「医療科学研究所は、医療と経済の調和、需給の長期的安定のみならず、広く新しい時代の医療を社会の合意の下に模索すべく、英知を結集し、考察を進める場としての役割を担う」と述べている。具体的な事業としては、医療及び医薬品に関する経済学的調査研究、医療とその関連諸科学の学際的調査研究、研究の助成、成果の刊行、講演会・シンポジウム等の開催などを行っている。

ISBN:9784867561058
出版社:株式会社法研
判型:A5
ページ数:224ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2024年03月
発売日:2024年03月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MQCL4