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蝦夷と東北の日本古代史

幻の雄勝城をめぐる物語

著:林 順治

紙版

内容紹介

古代日本国家成立の歴史過程に秘められた、天皇家と蝦夷をめぐる相克の物語と著者自身の存在の故郷(ルーツ)東北、横手盆地と心理的葛藤をめぐる物語が重なり合う稀有な書。
加羅系崇神王朝と百済系応神王朝の二段階にわたる東方侵略の実態を明らかにした、
石渡信一郎の研究成果を基盤に展開する、驚くべき史実。

〈もくじ〉
序 章 故郷
第1章 鹿嶋祭り
第2章 雄勝城の所在地
第3章 多賀城跡の壺の碑
第4章 蝦夷国とよばれた日高見国
第5章 加羅系崇神王朝
第6章 百済系倭王朝の時代
第7章 足田遺跡と雄勝柵
第8章 元慶の乱
終 章 母と姉と鹿嶋祭りと雄勝城
おわりに

目次

序 章 故郷
第1章 鹿嶋祭り
第2章 雄勝城の所在地
第3章 多賀城跡の壺の碑
第4章 蝦夷国とよばれた日高見国
第5章 加羅系崇神王朝
第6章 百済系倭王朝の時代
第7章 足田遺跡と雄勝柵
第8章 元慶の乱
終 章 母と姉と鹿嶋祭りと雄勝城
おわりに

著者略歴

著:林 順治
旧姓福岡。1940年東京生れ。東京空襲の1年前の1944年、父母の郷里秋田県横手市雄物川町深井(旧平鹿郡福地村深井)に移住。県立横手高校から早稲田大学露文科に進学するも中退。1972年三一書房に入社。取締役編集部長を経て2006年3月退社。
著書に『馬子の墓』『義経紀行』『漱石の時代』『ヒロシマ』『アマテラス誕生』『武蔵坊弁慶』『隅田八幡鏡』「アマテラスの正体」『天皇象徴の日本と〈私〉1940-2009』『八幡神の正体』『古代七つの金石文』『法隆寺の正体』『日本古代国家の秘密』『ヒトラーはなぜユダヤ人を憎悪したか』『「猫」と「坊っちゃん」と漱石の言葉』『日本古代史問答法』『エミシはなぜ天皇に差別されたか』『沖縄!』『蘇我王朝の正体』『日本古代国家と天皇の起源』(いずれも彩流社)、『応神=ヤマトタケルは朝鮮人だった』『仁徳陵の被葬者は継体天皇だ』(河出書房新社)、『日本人の正体』(三五館)、『漱石の秘密』『あっぱれ啄木』(論創社)、『日本古代史集中講義』『「日本書紀」集中講義』『干支一運60年の天皇紀』『天皇象徴の起源と〈私〉の哲学』『改訂版・八幡神の正体』『日本古代史の正…

ISBN:9784867221198
出版社:えにし書房
判型:4-6
価格:2000円(本体)
発行年月日:2023年05月
発売日:2023年05月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ-JP-B