目 次
「序言」本著の目的
1 産学連携の背景とその重要性――――――― 西田新一
1.1 産学連携とは?
1.2 産学連携の意義とその背景
1.3 産学連携の重要性
1.4 まとめ
2 産学連携の具体的推進方法―――――――― 西田新一
2.1 産学連携のタイプと進め方
2.2 産学連携とオープン・イノベーション
2.3 産学連携の具現化
2.4 産学連携の評価と締めくくり
2.5 まとめ
3 産学連携を失敗しないために――――――― 田中洋征
3.1 ベンチャービジネス失敗の実例
3.2 特許の重要性と再起するための戦略
3.3 産学連携のためのニーズ
3.4 企業が選ぶ学者(先生)
3.5 学者(先生)へのコンタクトの仕方と研究の進め方
3.6 産学連携の課題
3.7 まとめ
4 外部資金獲得への挑戦―――――――――― 田中洋征
4.1 研究・事業化のジレンマ
4.2 新規事業化のための産学連携の開始はいつからか
4.3 申請書作成のポイント
4.4 ベンチャーキャピタルの投資条件
4.5 助成側の審査における着眼点
4.6 まとめ
5 コーディネーターの重要性―――――――― 田中洋征
5.1 第3の義務としての産学連携
5.2 日本のものづくりは世界で最も優れた伝統技術である
5.3 日本のものづくりを巻き返すために
5.4 コーディネーターが未知のシーズを発掘し事業化することこそ特権
5.5 零細企業の宣伝費ゼロの販売戦略(正攻法の戦略)
5.6 宣伝費を使わずに販売に成功した実例
5.7 コーディネーターへの期待の言葉
5.8 まとめ
6 産学連携による具体的成果の事例
6.1 食品用サニタリー新型ガスケットレス管継手の開発………野田尚昭
6.2 インテリジェント力制御を用いた木材研磨ロボットシステムの技術開発………田中洋征
6.3 耐疲労・耐緩み性兼備のねじ締結体の開発………西田新一
6.4 極めて緩みにくいボルト・ナットの開発………田中洋征
6.5 環境調和型非アスベストシール材の開発………田中洋征
6.6 軽量化と安全性を考慮した自動車用衝撃吸収部材の開発………田中洋征
6.7 焼嵌め接合で構成されためっき鋼板用セラミックロールの開発………野田尚昭
6.8 HWCVD法による高耐食性薄膜の開発………田中洋征
6.9 ハニカム構造によるウルトラファインバブル(UFB)生成装置の開発(直列型ハニカム構造)………田中洋征,野田尚昭
6.10 ハニカム構造によるウルトラファインバブル(UFB)生成装置の開発(並列型ハニカム構造)………野田尚昭,田中洋征
6.11 高齢者・障がい者の自立歩行を支援する半自動引き戸装置の開発………田中洋征,野田尚昭
6.12 海底資源の有効活用のための「ネック」を解決する技術開発………西田新一
7 総 括―――――――――――――――― 西田新一
7.1 経済的に失われた30年間
7.2 なぜ,経済的に失われた30年間が生じたのか
7.3 経済的に一流国に復帰するためには
7.4 本著の総まとめ(西田新一,田中洋征,野田尚昭)
7.5 結びの言葉
索 引