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ごみ 世界で一番やっかいなもの リサイクルから環境問題まで

リサイクルから環境問題まで

著:ゲルダ・レイド
監:竹内 薫
訳:那須田 淳

紙版

内容紹介

わたしたちが毎日出している大量のごみ。収集車が回収したあとはどう処理されているのでしょう。どうして、海や宇宙にまでごみがあるのでしょう? ごみとは何か、埋め立て・堆肥化・リサイクルなどの処理方法から、世界で起きている問題、環境への影響、問題解決のアイデアまで、豊富なイラストでわかりやすく紹介します。
 『気温が1度上がると、どうなるの?』『もし、水がなくなるとどうなるの?』に続く、好評シリーズ〈地球の未来を考える〉第3弾。
ーー「世界が抱えるごみ問題にあらゆる視点から迫る好著だ。」監修者解説より

目次

4 人間の暮らしにごみはつきもの
7 それはごみ? 価値のあるもの?
8 芸術作品になったごみ
10 さまざまな場所で見つかる貴重な
古いごみ
12 わたしたちが出している
いろいろなごみ
14 ごみは分別して捨てる
16 汚れた水や生ごみをふたたび活用する
18 生ごみを堆肥にする自然の
循環サイクル
19 自然を見習ってリサイクル
20 ガラスのリサイクル
22 紙のリサイクル
24 プラスチックのリサイクル
27 残ったごみは埋め立て地へ
28 廃棄物焼却施設はどんなところ?
31 原子力発電所から出る核のごみ
34 製品の一生と自然のリサイクル
36 修理があたりまえの昔の暮らし
39 自分たちでなんでも手作り
40 町の暮らしの移り変わり
43 便利な暮らしとごみの増加
44 産業や戦争によってできたごみ
46 世界中どこにでもごみはある
48 宇宙に捨てられたごみ
50 お店から出されるごみ
52 包装と使い捨て製品のごみ
53 修理できない製品もある
54 新品を買うと、メーカーも小売店も
もうかるけれど……
56 ものが多いと片づけも大変
58 廃棄された食料品の利用
60 有害なごみや粗大ごみの処理
62 貧しい国がごみ捨て場のように
なっている
65 ごみを使って暮らしている地域の人々
67 海に浮かぶ5つの巨大なごみの島
69 マイクロプラスチックの危険性
70 ごみを減らすために何ができる?
72 ごみを増やさないために何ができる?
74 いろいろな環境ラベルとごみの関係
76 何が本当に必要か、よく考えて
行動しよう
78 不用品を捨てないですむ方法とは?
80 ごみを出さない暮らしをしている
人たち
82 世界中の人たちがごみについて考え、
行動し始めている
84 しっかりした作りのものを、
長く使い続けよう
86 他のものとして使うアイデアも
考えてみる
87 ごみを利用して建てた家もある!
88 使い道がなくなったものだけを
ごみにする
89 もっと知りたい人のために

92 解説――世界が抱えるごみ問題。分別やリサイクル事情も多様だ。あなたの暮らす地域ではどうだろうか?

著者略歴

著:ゲルダ・レイド
文と絵● ゲルダ・レイド(Gerda Raidt)
1975年ドイツのベルリン生まれ。フリーのイラストレーター兼作家。ブルク・ギービチェンシュタイン芸術大学ハレ校とライプツィヒ視覚芸術アカデミーでアートを学ぶ。子ども向けの作品を多数手がけている。
監:竹内 薫
監修● 竹内 薫(たけうち かおる) 
1960年東京生まれ。猫好きサイエンス作家。YES International School校長。主な著書に『99.9%は仮説』(光文社)、『宇宙のかけら』(青土社)など、訳書に『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ダイヤモンド社)などがある。地球環境問題や犬猫の殺処分問題などでも積極的に発言している。趣味は野鳥撮影、カポエイラ、ルービックキューブ。妻子と猫たちと裏横浜に在住。
訳:那須田 淳
訳● 那須田 淳(なすだ じゅん)
猫とコーヒーと散歩が好きな小説家。1995年よりドイツのベルリンに住む。『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店・産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞を受賞)などYA向きの本を多数執筆。地球環境のことも気になって、『未来からの伝言 SDGsガイドブック』(講談社)などを手がけ、翻訳も絵本『こわい、こわい、こわい?』(西村書店)などたくさんある。和光大学、共立女子短期大学で非常勤講師もつとめる。

ISBN:9784867060391
出版社:西村書店
判型:A5変
ページ数:93ページ
定価:1900円(本体)
発行年月日:2022年09月
発売日:2022年09月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YXZG
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:TQS
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:RNP