「関数的な見方・考え方」を働かせた理科授業
数学と理科の教科等横断的な視点から
編著:山田貴之
紙版
内容紹介
学習指導要領では「見方・考え方」を働かせた深い学びの実現や教科等横断的な学習の充実が求められている。本書では、 数学と理科の共通課題の解決に向け、2教科で共有可能な「関数的な見方・考え方」を設定し、その効果を検証する。
目次
理論編
第 1 章 「関数的な見方・考え方」を働かせた理科授業の改善に関する一考察─ 数学と理科の教科等横断的な視点から ─
第 2 章 理数学習の有用性に影響を及ぼす諸要因の因果モデル─ 初等教育教員養成課程学生を対象とした質問紙調査に基づいて ─
実践編
第 3 章 数学との教科等横断的な学習を促す理科授業の試み─ 関数概念を有する「密度」の学習に焦点を当てて ─
第 4 章 理科と数学の学習の順序性が密度概念の理解に及ぼす効果─ 中学校第 1 学年理科「密度」の発展的授業を通して ─
第 5 章 「関数的な見方・考え方」を働かせた理科授業が内包量概念の理解に及ぼす効果 ─ 中学校第 2 学年理科「オームの法則」において ─
第 6 章 「関数的な見方・考え方」を働かせる授業方略が 2 量関係の理解および「理科と数学の教科等横断的な学習の意義」に対する意識に及ぼす影響 ─ 中学校第 1 学年理科「フックの法則」において ─