出版社を探す

PIXAR〈ピクサー〉

世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話

著:ローレンス・レビー
訳:井口 耕二

紙版

内容紹介

ジョブズが自腹で支えていた赤字時代、『トイ・ストーリー』のメガヒット、株式公開、ディズニーによる買収……。
小さなクリエイティブ集団をディズニーに並ぶ一大アニメーションスタジオに育てあげたファイナンス戦略!

アマゾンベストブック of 2016 (ビジネス&リーダーシップ部門)
フォーチュンが選ぶフェイブリットブックof 2016
ニューヨークタイムズも絶賛!

目次

第I部 夢の始まり 

第1章 運命を変えた1本の電話 
第2章 事業にならないけれど魔法のような才能 
第3章 ピクサー派、スティーブ・ジョブズ派 
第4章 ディズニーとの契約は悲惨だった 
第5章 芸術的なことをコンピューターにやらせる 
第6章 エンターテイメント企業のビジネスモデル
第7章 ピクサーの文化を守る 

第Ⅱ部 熱狂的な成功

第8章 『トイ・ストーリー』の高すぎる目標 
第9章 いつ株式を公開するか 
第10章 ピクサーの夢のようなビジョンとリスク 
第11章 投資銀行の絶対王者 
第12章 映画がヒットするかというリスク 
第13章 「クリエイティブだとしか言いようがありません」
第14章 すばらしいストーリーと新たなテクノロジー 
第15章 ディズニー以外、できなかったこと 
第16章 おもちゃに命が宿った 
第17章 スティーブ・ジョブズ返り咲き 

第Ⅲ部 高く飛びすぎた

著者略歴

著:ローレンス・レビー
ロンドン生まれ。インディアナ大学卒、ハーバード・ロースクール修了。
シリコンバレーの弁護士から会社経営に転じたあと、1994年、スティーブ・ジョブズ自身から声をかけられ、ピクサー・アニメーション・スタジオの最高財務責任者兼社長室メンバーに転進。ピクサーでは事業戦略の策定とIPOの実現を担当し、赤字のグラフィックス会社だったピクサーを数十億ドル規模のエンターテイメントスタジオへと変身させた。のちにピクサーの取締役にも就任している。
その後、会社員生活に終止符を打ち、東洋哲学と瞑想を学ぶとともに、それが現代社会とどう関係するのかを追求する生活に入った。いまは、このテーマについて文章を書いたり教えたりしている。また、そのために、ジュニパー基金(www.juniperpath.org)を立ちあげ、創設者のひとりとして積極的に活動を展開している。
カリフォルニア州パロアルト在住。いまは妻のヒラリーとふたり暮らしである。
訳:井口 耕二
1959年、福岡県に生まれる。東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。
大手石油会社勤務を経て、1998年に技術・実務翻訳者として独立。
主な訳書に『スティーブ・ジョブズ I・II』(講談社)、『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』、
『リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす』(共に日経BP社)、
『リーダーを目指す人の心得』(飛鳥新社)、『本物の大富豪が教える金持ちになるためのすべて』など多数。
著書に『実務翻訳を仕事にする』(宝島社)、
共著書に『できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン』(講談社)がある。

ISBN:9784866511139
出版社:文響社
判型:A5
ページ数:320ページ
定価:1850円(本体)
発行年月日:2019年03月
発売日:2019年03月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATF