第一章 したたかな女性
1 恋のうたげ
⑴ 遊女の長者 ⑵ 遊女と連歌⑶ 頼経船遊び⑷ 遊女の別当⑸ 遊女の愛寿
2 女の矜恃
⑴ 静御前を口説く⑵ 千手前恋こがれて死ぬ⑶ 白拍子微妙の出家⑷ 女官に艶書を渡し梟首
3 ナンパの方便
⑴ 妾女をさらう⑵ 結婚誓約書⑶ 夜這いで勘当⑷ 年の差婚竹御所鞠子⑸ 女武将板額御前の身請け
第二章 あの世とこの世
⑴ 隠形の算術者⑵ 幽体離脱⑶ 立ったまま頓死⑷ 悪霊蛇身⑸ 三つ子⑹ 狂う十三歳の少女⑺ 死骸遺棄
第三章 動物珍事
⑴ 白い犬⑵ 出世稲荷⑶ 一射二匹の特技⑷ 異形の馬⑸ 動物医者
第四章 御家人あわれ
1 地頭職いろいろ
⑴身分証明書を持ち歩き地頭職安堵⑵ 流鏑馬で領地復活⑶ 一芸は身を助ける⑷ 老後保障の地頭職⑸ 弓の弦が切れて地頭職⑹ 夜伽に妻を差し出す
2 出家の所以
⑴ 双六会にて額を礫で打ち出家⑵ 弁論に敗けて出家⑶ ブラック政所⑷ 補陀落山に渡る
3 領地没収
⑴ 下人幕府に逃げ込み領地没収⑵ 参軍に遅参して領地没収⑶ 矢的立て役拒否し領地没収 ⑷領地横取りを直訴
4 斬首
⑴ 主人の首を獲る不忠で斬首⑵ 妻を犯した犯人を夫が斬殺し死罪に⑶ 自分の顔の皮を剝ぐ
5 侍所ダべリング
⑴ 戦功を論争⑵ 保元の合戦の事を語る⑶ 侍だまりでの雑談⑷ 子息の死を予言
6 幕府勤務管理のルール
⑴ 記録文書管理⑵ 賞与は年功序列より功績⑶御家人等の勤務ルール⑷ 功績の自己申告
7 贅沢禁止のあれこれ
⑴ 華美な小袖の十四枚⑵ 鎧新調で出仕禁止⑶ 宴席料理の贅沢盛り飾り禁止⑷ 女房装束過差は禁ず⑸ 幕府評定会議の倹約⑺ 兜の後ろに名札を付ける
第五章 鎌倉三面記事
1 ぬすっと あれこれ
⑴ 強盗・賭博⑵ 女官山中で山賊に襲わる⑶ 倭人の略奪⑸ 墓盗掘⑹ 仏舎利盗まる⑺ 密偵⑻ 女官の手引きで幕府盗難
2 武士のあれこれ
⑴ 朝鮮へ逃亡⑵ 高麗よめない4文字⑶ 太刀持ち拒否⑷ 父を差し置き上座に着す⑸ もみ消し女官⑹ 浮気女であわや戦闘⑺ 喧嘩で島流し⑻ オウムのくちばし⑼ 弁舌さわやか⑽ 納税肩代わり⑾ 貴賀井島異聞
3 庶民あれこれ
⑴ 父の不義⑵ 自分の家に放火⑶ 禁酒の誓い⑷左側通行⑸ 鯨面の罰
第六章 我れ独り二天あり─我を守る天と特別な人の天─
1 マネジメント
⑴ 御家人は命を捨てて仕えるべし⑵ 叱られた公卿たち⑶ 行動予測的中⑷ 絵画批評⑸ けなげな忠誠心に涙
2 VIPスペシャル待遇
⑴ 礼儀は身分による⑵ 源の字を載せるは頗る過分也⑶ ご飯とお酒と風呂は日に三度⑷ 実朝の未来を託す⑸源頼朝の片思い
3 女地頭
⑴ 旧恩に報いるため地頭職を給与⑵ 未亡人の生活保障に地頭職を給与⑶ 頼朝の親類への破格の待遇⑷ 女房大進局恩澤に浴す ⑸ 女地頭を批判
4 いわぬが華
⑴ 理屈に敗ける⑵ 頼朝ダンマリ逃げ⑶ 神には逆らえぬ⑷ 障子の後ろに耳⑸ 源頼朝の暗殺未遂事件