巻第18
4081番 「人かた食むかも」
4082番 「このような恋はもう考えられないことで」の意
4094番 「足しげく」は「足らなそうに見える」の意
4101番 「夜床片凝り」
4105番(一云) 「わが家へ 向きはも」
4106番 「盛りもあらた 至りけむ」「慎み居て」 「さと馳す」(類例:4108番)
4111番 「上の大御代に」「時及くの」「久しきに」
4112番 「見つれども」ではなく「満つれども」
4127番 「こ向かひ立ちて」
4131番 「ふさ圧しに」は「束ねて負かしに」
巻第19
4139番 家持の得意絶頂の心象風景
4143番 「汲み乱る」
4156番 「花はだにほふ」
4164番 「さし捲くる」
4172番 「草取らむ」は鳥を捕まえること
4174番 「手折り置きつつ」の意
4191番 「其が端は」
4235番 「秀ろに踏み敵し」
4236番 「馴る肌娘子」
4239番 「許げにし」
4248番 「將」は「はた」と訓む
4265番 「鎮めて待たむ」
4288番 「雪は降れれば」
4290番 単なる春愁の歌ではなく不安・絶望の歌
4291番 「いさし群竹」
4292番 後ろ盾を失った失意の歌
巻第20
4308番 「波名」は「端」
4321番 防人歌の冒頭の歌
4324番 「尓閇の浦」は「鳰の浦」で琵琶湖のこと
4326番 「外の野しりへの」
4338番 「牟良自」は「群らじ」
4341番 「美折りの里に」
4358番 「言ひし」は「約束した」の意
4372番 「み坂霊振り」
4382番 「ふた保頭」は「木っ端役人の保長」「あた婚ひ」は「急に結婚する」の意
4385番 「とも来ぬ」は「ともかくも来た」の意
4386番 「業りましつしも」の「つ」は確認の助動詞
4387番 「置きて猛来ぬ」
4413番 「背ろがめき来む」
4424番 「み坂た晴らば」
4431番 「鞘くくも夜に」
補追 (各巻の出版後に解明した新訓解を、ここに補追するものである)
巻第1
49番 原文は「焉副而」で「これさへに」
巻第2
94番 「將見圓山之」は「見む麻呂山の」
100番 「荷之緒尓毛」は「かの緒にも」
114番 「片寄りに」ではなく「異よりに」
139番 「石見の海 うち歌ふ山」は石見の海に向かって歌っている山の意
229番 「沈之」は「沈みゆく」
巻第3
311番 原文は「戀教牟鴨」で「恋せしむかも」
巻第4
488番 「簾動之」は「簾動かし」ではなく「簾鳴らして」である(小異歌:1606番)
504番 人麻呂の妻の歌ではなく人麻呂が妻を詠んだ歌
604番 「恠」は「兆」ではなく「怪」
607番 「鉦かねは 敲たたけれど」
707番 「思遣」は「諦める」「成」は「して」
巻第6
948番 「之來継皆石」は「行き来継ぎかし」(類例:2062番 2922番)
巻第7
1201番 「將」は「はた」と訓む
1212番 「足代」は地名ではなく「当て」である
1373番 「岩の上の 菅の根見むに」は長くしっかりと共寝したいの意
巻第8
1485番 「將移香」は「はた移ろふか」
1551番 「雨令零収」は「雨止ませ」
巻第9
1799番 「尓保比去名」は「にほひ失せるな」
巻第10
1842番 「山かたつきて」は「山にひたすら心を寄せて離れず」との意
1949番 下2句の二つの「將」は共に「はた」である
2253番 「色づかふ」は男女間の色情を匂わせている
2317番 「將落雪之」は「はた降る雪の」
2322番 「言多毛」は「大げさにも」の意
巻第11
2544番 「間無見君」は「間なく見らくに」
2596番 「度」は「量る」と訓む(類例:2610番 2974番 2990番)
2616番 「おとはやみ」の「おと」は「訪れ」の意
2699番 譬喩だけではなく寓意がある歌
2706番 「結び上げて」は「契りを交わして」の意
2713番 「晩津」は「暗しつ」
2750番 「馬下乃」は「馬下りの」
2783番 「穂に咲き」は女性が穂花のように質素に咲くこと
巻第12
2855番 「妹於事矣」は「妹のことにを」
2877番 「何時奈毛」は「何時しなも」
2885番 「枕毛衣世二」は「枕もいよよに」
2913番 「戀つつあらずは」は「恋をしていても逢えないのであれば」の意
2920番 「終命」は「終の命」
3193番 「山道將越」は「山路はた越ゆ」
巻第13
3234番 「國見者之毛」は「國見は行くも」
3272番 「行莫〻」は「行き暮れ暮れ」「司」は「つかさ」
3330番 「鮎遠惜」は「落ゆを惜しみ」で妻の死を惜しみの意
3335番 「直海」は「にはたづみ」ではなく「ただ海に」
巻第14
3365番 「見越の崎の 岩崩え」は後悔しないものの意
3366番 「潮満つ」は「共寝の潮時」の意
巻第15
3718番 「奈尓」は「名に」ではなく「何」
万葉歌訓解に関する類型別索引
「もっと味わい深い 万葉集の新解釈」の掲載歌原文集