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アトピー性皮膚炎は初期治療を間違えると、一生皮膚トラブルを抱える事になる!

初期治療を失敗しないためには、生涯を通しての症状の変遷を知っておくべきである。

著:稲葉葉一

紙版

内容紹介

若い医師たちがアトピー性皮膚炎を診療するための実践マニュアル。  
アトピー性皮膚炎の初期治療を失敗しないためには、生涯を通しての症状の変遷を知っておくべきである。

目次

第1章 アトピー性皮膚炎患者の生涯における皮膚症状の推移
第2章 アトピー性皮膚炎の診断基準自体が未完成
第3章 アトピー性皮膚炎は疾患名ではなく症状名と考えるべき
第4章 Itch-Scratch Cycle
第5章 アトピー性皮膚炎とアレルギーの関係は?
第6章 アトピー性皮膚炎の皮膚症状とは
第7章 なぜ痒くなったり湿疹ができたりするのか
第8章 掻きグセのはじまりは乳児の顔面の湿疹から
第9章 掻きグセが付いた後は
第10章 掻きグセには一定の行動パターンがある
第11章 掻きグセが付きやすいところはどこか
第12章 小児アトピー性皮膚炎の掻きグセの重症度分類
第13章 掻きグセに対する適切な治療とは
第14章 掻きグセを治すための具体的な治療は
第15章 成人のアトピー性皮膚炎の治療は
第16章 アトピー性皮膚炎の後遺症とは?
第17章 アトピア式痒み自己評価法(IEMAt)
第18章 中枢性の痒みに有効な薬剤
第19章 合併するその他のアレルギー疾患に対しては?
第20章 食物アレルギーは予防できる!
第21章 その他のアレルギーに対処するには
第22章 ステロイド軟膏の使い方と注意点
第23章 伝染性軟属腫(通称水イボ)に効果的で副作用のないクリーム
第24章 理想的な保湿成分としてのサクラン
第25章 アレルギーにおける経皮感作の矛盾

著者略歴

著:稲葉葉一
1985年4月 福岡大学医学部卒業
  同4月 熊本大学医学部附属病院皮膚科勤務
1992年7月 社会保険下関厚生病院皮膚科勤務
1994年8月 熊本大学医学部附属病院皮膚科勤務
1995年4月 NTT九州病院皮膚科勤務
2001年4月 アトピー性皮膚炎専門クリニック、三里木皮膚アレルギークリニック開業
2010年4月 アトピアクリニックに名称変更
現在に至る
【専門分野】
皮膚・アレルギー、特にアトピー性皮膚炎
【研究分野】
ヒトパピローマウイルス(ウイルスと発癌:特に子宮頸癌の予防と治療)
ポリフェノール(リグニン)と抗ウイルス作用・抗癌作用
新爪白癬外用療法

ISBN:9784866414683
出版社:リフレ出版
判型:B5
ページ数:98ページ
定価:5000円(本体)
発行年月日:2021年09月
発売日:2021年09月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MNC