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ヘンリック・ヴェニャフスキ

ポーランドの天才バイオリニスト、作曲家

著:エドムンド・グラプコフスキ
訳:足達和子

紙版

内容紹介

ヘンリック・ヴェニャフスキは、19世紀中期のポーランドのバイオリニスト。世界のバイオリン界で最も優れた個性の一人である。彼の作品は今も生き、最も著名なバイオリニストたちがその作品を演奏している作曲家であるが、日本ではこれまでほとんど知れわたっていない。本書は、幼児期から最期の日々まで、血が通い、骨格もある、人間としてのヴェニャフスキを浮きぼりにした、日本初の評伝である。

目次

まえがき
Ⅰ パリに留学、ペテルスブルグでソリストに
Ⅱ 各国各地でのコンサート
Ⅲ 独特な音楽家気質
Ⅳ 命がけの巡業と最期
あとがき
訳者あとがき

著者略歴

著:エドムンド・グラプコフスキ
1924年、ポーランド西部のトゥホラ生まれ。『ポズナニ新聞』記者を経て、1966年から91年まで、1966年から91年まで、ヘンリック・ヴェニャフスキ音楽協会、ヘンリック・ヴェニャフスキ国際バイオリン・作曲・リュート・コンクール、および第20回全ポーランド・バイオリン・コンクールの事務局長を歴任した。ヴェニャフスキに関する著作が多数ある。1998年、ポズナニで没。
訳:足達和子
法政大学文学部卒業後、ワルシャワ大学文学部に留学。ポーランド航空日本支社、静岡産業大学勤務の後、現在は翻訳に従事。訳書にスモテル『贋作ショパンの手紙』、ヴァルドルフ『ものがたりショパン・コンクール』(ともに音楽之友社)、トヴァルデツキ『ぼくはナチにさらわれた』(平凡社ライブラリー)、ケンジョジーナ『美しいハンナ姫』(岩波少年文庫)、ポラジンスカ『くつやのドラテフカ』(福音館書店)などがある。

ISBN:9784866000138
出版社:冨山房インターナショナル
判型:4-6
ページ数:176ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2016年08月
発売日:2016年08月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVM