小野梓
未完のプロジェクト
著:大日方純夫
紙版
内容紹介
大隈重信とともに政党を結成、東京専門学校(現早稲田大学)を設立。憲法論の大著『国憲汎論』など世界的視野からの多くの著作を執筆。良書の普及のために出版社・書店を開業……。
小野梓は明治初めの自由民権期、日本社会の大変動過程の現実と向き合い、思索し、全力で実践した。政治・社会・教育・文化と、直面した現実が、今と大きく相違しているのはいうまでもないが、ある意味で、現在にも通じる課題が多く含まれている。小野梓が息を引き取って130年、今、あらためて日本のゆくえが問われている。
目次
はじめに─小野梓の時代
Ⅰ 宿毛から世界へ
Ⅱ 日本社会の変革をめざして
Ⅲ 在野活動の全面展開
Ⅳ 難局に直面して
Ⅴ 人と思想
Ⅵ <小野梓>は生きている
あとがき
主要参考文献
小野梓略年譜
ISBN:9784866000077
。出版社:冨山房インターナショナル
。判型:A5
。ページ数:348ページ
。定価:2800円(本体)
。発行年月日:2016年03月
。発売日:2016年03月02日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB。