セザール・フランク
著:ヴァンサン・ダンディ
訳:佐藤 浩
紙版
内容紹介
セザール・フランクをよりよく知り、 より多く愛するための真の福音書
フランクの高弟で作曲家のヴァンサン・ダンディが、敬愛する師のために筆をとった思い出の書。
伝記としてだけではなく、優れた芸術論・教育論としても読める名著。
昭和28年刊行の音楽之友社版を復刊。
★フランク生誕200年記念
著者は単に外側から第三者としてフランクを眺めたのでなく、かえってフランクの 魂の内奥に触れ、真の音楽精神が何であるかを、いわば秘伝的にフランクから直々に学んだ。したがって著者はフランクの本領を的確に把握し、権威をもって「これがフランクだ」と言い切ることができたのである。――「訳者あとがき」より
目次
第1 部 人間としての先生
1 先生の生涯
2 先生の人となり
第2部 先生の作品
1 先生の作品の系譜
2 先生の愛好された音楽
3 先生の作曲法
4 第1期(1841~1858)
5 第2期(1858~1872)
6 第3期(1872~1890)
7 「弦楽四重奏曲ニ長調」
8 「三つのオルガンコラール」
9 「至福」
第3部 教師としての先生
1 フランク「お父さん」
2 フランク楽派
作品年表
訳者あとがき
ISBN:9784865981032
。出版社:アルファベータブックス
。判型:4-6
。ページ数:272ページ
。定価:2500円(本体)
。発行年月日:2022年12月
。発売日:2022年12月02日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVM。