日本人のための日中韓興亡史
著:八幡 和郎
紙版
内容紹介
なぜ、日中韓はつねにギクシャクするのか!
現代の日本人にとって近くて遠い国、それが中国と韓国だ。近年、経済や外交、領土や歴史認識などの問題で、さまざまな摩擦・衝突が起きている。だが今後、東アジアは世界経済の中心のひとつになるとみられ、日中韓三国の歴史をきちんと理解することが欠かせない。日中韓の興亡史を三国並行スタイルで読む本書では、一国の歴史をタテに見ていくのではなく、ヨコのつながりで語るので、同時代的な理解が進む。
中国の中華思想に日本、韓国はどう対処したか。韓国のコウモリ外交はいつ始まったのか。地政学と深い絡み合いの歴史から見えてくる戦争・支配・友好の激動の三国史!言語から探る東アジアの諸民族、古代中国文明と古朝鮮、邪馬台国や『日本書紀』の読み解き方、漢民族の帝国である秦・漢から北方民族の影響を受けた隋・唐へ、中国に従属する道を歩んだ李氏朝鮮、激動の近現代史と、この1冊で日中韓の知られざる関係史がわかる!
目次
プロローグ 日中韓関係のはじまり
第1章 東アジアの諸民族はこうして生まれた
第2章 古代中国文明と漢民族の成立
第3章 日本と半島の統一国家成立と中国の多民族化
第4章 モンゴル帝国と中世の東アジア
第5章 西洋との出会いと日中韓の興亡
エピローグ 近現代の日中韓関係と世界
ISBN:9784865812916
。出版社:さくら舎
。判型:4-6
。ページ数:320ページ
。定価:1800円(本体)
。発行年月日:2021年04月
。発売日:2021年04月08日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF。