「自己決定権」という罠
ナチスから相模原障害者殺傷事件まで
著:小松 美彦
著:今野 哲男
紙版
内容紹介
「脳死・臓器移植」の推進、「人間の尊厳」による「安楽死・尊厳死」の推進は、ナチスの発想と同根である。
マスコミが伝えない事の真相を、豊富な実例を挙げながら、詳細に解説。
いま静かに恐ろしい事態が進行している。
「自己決定権」と「人間の尊厳」がむすびつき、ナチス顔負けの人間選別思想を内包する法律が大手を振るい、「人間の尊厳」を標榜する者が想像を絶する事件を引き起こした。
目次
序◆「自己決定権」とは何か
1◆私はなぜ自己決定権を認めないのか
2◆自己決定と自己決定権はどう違うのか
3◆自己決定権と福祉国家の行方
4◆死をめぐる感性、批判をめぐる感性
5◆ノンと言いつづけることの重要さについて
終章◆自己決定権批判の課題はどこにあるのか
増補◆「自己決定権」をめぐる2018年の状況/鏡としての「相模原障害者殺傷事件」
ISBN:9784865651270
。出版社:言視舎
。判型:4-6
。ページ数:326ページ
。定価:2400円(本体)
。発行年月日:2018年08月
。発売日:2018年09月03日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX。