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薬はリスク?

薬を正しく知るために

著:宮坂 信之

紙版

内容紹介

薬が持っている本来的な意味を知り、医療専門家と円滑にコミュニケートするためのガイドブック。さらに昨今問題となっている薬をめぐるトピックスについても、日本のリウマチ治療の第一人者であり、PMDA(医薬品医療機器総合機構)の専門委員も務める著者が幅広く解説しています。
・薬は本当に効くのか、なぜ効くのか
・副作用や飲み合わせで危険なこととは
・言われた通りに飲まないとどうなるのか
・薬の値段はどのように決まるのか
・なぜこんなに高い薬があるのか
・医療用薬とOTC薬の違いとは…など
また、注目されているジェネリック医薬品やバイオシミラーの知識などを含め、本当に問題になるのはどのようなことなのか、患者が知っておくべきことは何かを偏向することなく伝えています。

目次

1章 薬の歴史
2章 薬は本当に効くのか
3章 薬の副作用
4章 薬の副作用を疑ったら
5章 薬の飲み方・使い方
6章 薬の相互作用
7章 新薬はこうして生まれる
8章 最近の話題から
9章 薬の値段はどのようにして決まるのか
10章 ジェネリック医薬品とは
11章 「薬害」の歴史、薬の副作用救済システム

著者略歴

著:宮坂 信之
東京医科歯科大学名誉教授。1947年生。専門は膠原病内科学・臨床免疫学。1973年東京医科歯科大学卒。東京女子医科大学リウマチ痛風センター助教授、東京医科歯科大学難治疾患研究所教授、同大学第一内科教授、大学院膠原病・リウマチ内科学教授、医学部附属病院長を経て現職。また厚生省自己免疫疾患調査研究班班長、日本リウマチ学会理事長等を歴任。日本学術会議会員、PMDA専門委員、AMED難病克服プロジェクトプログラムオフィサー、日本リウマチ研究所代表理事。日本リウマチ学会賞・日本ノバルティスリウマチ賞・日本リウマチ友の会賞等受賞。

ISBN:9784865133899
出版社:法研
判型:4-6
ページ数:194ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2017年04月
発売日:2017年04月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MQP