知的障害者と「わかりやすい選挙」
新しい権利保障としての「狛江モデル」構築の軌跡
著:堀川 諭
紙版
内容紹介
知的障害者の投票について考えることは「みんなにとっての投票」を考えること
知的障害者向けの投票支援を権利保障のひとつとして位置付け、選挙情報提供の先進的取り組み「狛江モデル」の実践が権利保障についての従来の考え方をどのように広げうるのかを、ユニバーサルな分かりやすい選挙への貢献の可能性も含め考察する。
目次
まえがき
第1部 障害者の権利保障としての投票支援を考える
序章 本書の目的と先行研究・実践の概観
第1章 権利獲得運動の歴史と選挙権
第2章 日本における障害者の選挙権行使をめぐるこれまでの課題
第3章 海外の状況
第2部 先進地・狛江市の実践から考える
第4章 狛江市における投票支援の経緯
第5章 日本の投票支援のルーツ
第6章 重度知的障害者の投票
第7章 重度知的障害者の投票、親の聴き取りから考える
第8章 軽度知的障害者の投票
章9章 選挙情報の分かりやすさとは
第10章 自治体側の評価
第11章 結論
注/あとがき/文献
ISBN:9784865001655
。出版社:生活書院
。判型:A5
。ページ数:312ページ
。定価:3000円(本体)
。発行年月日:2024年01月
。発売日:2024年02月16日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPH。