東国の考古学
編:群馬考古学研究会
紙版
内容紹介
『東国の考古学』は、広く「東国」に関する地域史を解明するうえで、今後不可欠となる重要な論文を満載した論集である。考古学分野に留まらず、文献史学をはじめ各種関連分野からのアプローチも試みられている。
昭和61(1986)年に創刊号が刊行された群馬考古学研究会の会誌『東国史論』は、残念ながら第25号をもって終刊を迎えることとなった。終刊にあたり過去に本誌へ投稿された学会の重鎮から若手の研究者たちが、各自の得意分野を披露した論集。巻末に『東国史論』総目次も収録。また、「『東国史論』とその時代」は同人誌の在り方を考えるうえで、各地の研究会各位の参考となろう。
地域に根差した研究とは如何なるものか、是非とも本書をご覧いただきたい。