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デンジャー・ゾーン 迫る中国との衝突

著:ハル・ブランズ
著:マイケル・ベックリー
訳:奥山真司

紙版

内容紹介

東アジアの軍事化に警鐘! 
直近の米外交安保政策の進む道を示し、ワシントンで必読とされた話題書、第一人者による邦訳完成!

・2020年代が米中新冷戦の最も危険な時期(デンジャー・ゾーン)で、台湾侵攻の最悪の事態に備えるよう説き、ワシントンに衝撃を与えた。
・経済減速と戦略的包囲網に直面する中国共産党にとり、時間が味方だった環境は急速に変わりつつある。
・「チャンスの窓」が閉じる前に行動しないと間に合わない、という焦りと誘惑。国力のピークを迎えて将来の手詰まりを自覚した大国が最も攻撃的になる「ピーキングパワー」の罠。
・ピークに達した中国に先んじるために、日米はさらに多くのことをさらに素早く行う必要がある。その具体的な内容を完全解説!
・デンジャー・ゾーンの「最初の短距離走の10年間で素早く大胆な政策を打っておかないと、その後の(米中冷戦での)長期戦の構造が決まってしまう」(訳者あとがきより)
・台湾有事で大きな被害を受ける日本は「デンジャー・ゾーンの脅威を、アメリカ以上に深刻に受け止めている。日本は21世紀において、ワシントンが最も頼りにする『20世紀のイギリス』のような同盟国になろうとしているのだ」(原著者まえがきより)
・「トゥキディデスの罠」「100年マラソン」よりも、危機はずっと早く来る。
ベストセラー『米中もし戦わば』(ナヴァロ)『China2049』(ピルズベリー)『米中開戦前夜』(アリソン)を越える衝撃作!

著者略歴

著:ハル・ブランズ
ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究院(SAIS)教授。米外交政策の専門家。AEI客員研究員、ブルームバーグのコラムニストを務めている。国防長官の顧問、国防総省や情報機関のコンサルタントとして活躍。
著:マイケル・ベックリー
タフツ大学政治学部准教授、中国の台頭に関する専門家。ランド研究所上級政策アナリスト、国防省長官室アドバイザー。
訳:奥山真司
地政学・戦略学者。戦略学Ph.D.(Strategic Studies)。国際地政学研究所上席研究員。戦略研究学会編集委員。日本クラウゼヴィッツ学会理事。

ISBN:9784864109291
出版社:飛鳥新社
判型:4-6
ページ数:384ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2023年02月
発売日:2023年02月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS