歌舞伎を読む 念の巻
敵討ちの裏表
編著:大矢芳弘
紙版
内容紹介
■本書の特長
・「歌舞伎を読む」は、主に今日上演されている作品を中心に 「物語」のテーマごとに一巻にまとめたアンソロジー。
・原作から台詞と詞章を大胆に抜粋し、その場面の状況設定を現代語で補って読みやすくした。
・脚注では、言葉の意味や洒落の説明だけでなく、登場人物の役柄や役者の芸の見どころ、聞きどころも解説。
・「念の巻」は、曾我兄弟から赤穂浪士まで、様々な人生模様を描く仇討ち物を収録。
目次
[第一章 曾我兄弟の物語]矢の根/寿曾我対面/助六由縁江戸桜
[第二章 泰平の世の真剣勝負]彦山権現誓助剣/伊賀越道中双六/碁太平記白石噺
[第三章 赤穂浪士]仮名手本忠臣蔵/松浦の太鼓