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戦国武将列伝 3

戦国武将列伝3 関東編【下】

編:黒田基樹

紙版

内容紹介

戦国武将列伝シリーズ第8弾!

大勢力に発展をとげた戦国大名北条氏・武田氏・上杉氏・里見氏らのはざまで従属・敵対を巧みに使い分け、ときに翻弄までさせた国衆たち。
戦国時代後期の関東を舞台に、複雑に絡み合う情勢のなかで、手に汗握る戦い模様を送る。
北条氏康・太田資正・北条高広・小田氏治・佐竹義重ら44名の武将を収録。
上巻とあわせ95名という、地域別ではシリーズ中でも最多の武将を収録する関東編がついに完成。

目次

足利義氏――諸勢力に翻弄された最後の古河公方  長塚 孝
北条氏康――北条家を全国屈指の戦国大名へ押し上げた立役者  黒田基樹
北条綱成――北条氏康からの信任あつかった三代玉縄城主  浅倉直美
北条氏照――一門筆頭として当主氏政を支えた嫡出の次弟  浅倉直美
北条氏規――今川一門から戻り北条家を支えた嫡出の末弟  浅倉直美
北条氏邦――当主氏政から最前線を任された庶出の弟  浅倉直美
太田資正・梶原政景――さまざまな知略で戦国を渡り歩いたキーパーソン  新井浩文
上田朝直――松山城を守り抜き、一族繁栄の礎を築く  駒見敬祐
成田氏長――外交と領域支配に長けた武蔵国衆  新井浩文
由良成繁・国繁――大敵と戦い続けた境目の領主  青木裕美
長尾顕長――館林を拠点に乱世を生き抜く  青木裕美
小幡信真――武田・北条に対峙した西上野の領主  森田真一
北条高広――上杉・武田・北条とわたり合った人物  森田真一
長尾憲景――大勢の猛攻を耐え抜いた有力国衆  青木裕美
簗田晴助・持助――要衝を守り続けた古河公方家の宿老  長塚 孝
千葉胤富――北条氏の後援を得て所領堅持に奔走した千葉氏当主  石橋一展
酒井胤治――北条・里見の間で巧みに生き抜いた房総の国衆  滝川恒昭
武田豊信――たび重なる難局に立ち向かった上総の国衆  細田大樹
里見義弘・義頼――ライバル北条氏としのぎを削り、全盛期を築いた父子  細田大樹
正木憲時――里見氏に対抗した悲運の名将  細田大樹
小山秀綱――小山家の存続と本城への復帰をめざして  荒川善夫
宇都宮広綱――分裂する家中や病と闘った生涯  江田郁夫
佐野昌綱――強敵の上杉・北条と抗争を繰り広げた勇将  黒田基樹
壬生義雄――相模北条氏に与して滅亡  荒川善夫
皆川広照――家康が信頼した下野国衆  江田郁夫
那須資胤・資晴――北条方に靡き没落後の復活  新井敦史
結城晴朝――結城家の存続と繁栄をめざして  荒川善夫
水谷正村・勝俊――戦国・近世初期を生き抜き下館藩主へ  荒川善夫
多賀谷重経――家の存続を下総結城氏と常陸佐竹氏に託して  荒川善夫
佐竹義重――佐竹氏の全盛期を築いた智将  千葉篤志
佐竹義久――佐竹氏家中の要人から豊臣政権の直臣へ  千葉篤志
佐竹義斯――軍事・外交で本家を支えた重鎮  千葉篤志
江戸重通――巧みな戦略で難敵に立ち向かった常陸国衆  千葉篤志
大掾清幹――若年ながら懸命に戦った大掾家最後の当主  中根正人
真壁久幹・氏幹――類いまれな外交手腕で生き残った国衆  中根正人
小田氏治――逆境の荒波を何度も乗り越えた不屈の名将  中根正人
土岐治英――越前朝倉氏とも交流があった常陸の名族  千葉篤志

ISBN:9784864034425
出版社:戎光祥出版
判型:4-6
ページ数:474ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2023年09月
発売日:2023年09月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ