出版社を探す

静山社ペガサス文庫

三国志 7

三国志 7 五虎大将軍

著:小前 亮
絵:中山 けーしょー

紙版

内容紹介

天下三分の計を果たすため益州に攻め込む劉備の前に、馬超が猛然と立ち塞がる。曹操に涼州を奪われた馬超は、漢中の張魯に救われ、配下となっていた。馬超主従を翻弄し、荊州をまとめつつある劉備を警戒する曹操は、先に漢中を奪おうと進軍する。一方、是が非でも合肥を領土に加えたい孫権はみずから大軍を率いて、合肥を守る張遼の曹操軍に襲いかかる。孫権軍の勇将・甘寧の猛攻撃に、漢中を攻略した曹操も急ぎ合流し、激闘の末、孫権軍を撤退させる。曹操が「魏王」となった報せを受けた劉備は、漢王朝復興のため打倒曹操の決意を新たにする。漢中争奪の大決戦が定軍山で始まり、宿敵・曹操を破った劉備は、諸葛亮と武将たちに請われ「漢中王」へ。劉備を攻めあぐねる曹操の元に司馬懿が訪れ、孫権を使って荊州を攻めるよう進言する。荊州を守る関羽は、曹操と孫権の挟み撃ちを凌げるのか。蜀の旗のもと、漢(おとこ)たちは強大な敵に挑み続ける。

著者略歴

著:小前 亮
小前亮/1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。2005年に歴史小説『李世民』(講談社)でデビュー。著作に『賢帝と逆臣と 小説・三藩の乱』『劉裕 豪剣の皇帝』(講談社)、『蒼き狼の血脈』(文藝春秋)、『平家物語』『西郷隆盛』『星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚』『渋沢栄一伝 日本の未来を変えた男』「真田十勇士」シリーズ(小峰書店)、「三国志」シリーズ(理論社 / 静山社ペガサス文庫)などがある。

ISBN:9784863897168
出版社:静山社
判型:新書
ページ数:192ページ
定価:760円(本体)
発行年月日:2023年10月
発売日:2023年10月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YFB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ