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南総里見八犬伝

結城合戦始末

著:松尾 清貴

紙版

内容紹介

伏姫と、犬の八房の因果から生まれた八犬士たちの出会いと闘いをえがく壮大な物語。江戸時代の読本をもとに小説化した歴史エンターテイメント。

時は室町時代。京都と鎌倉のあいだに起こった戦乱の中で、頭角をあらわした里見義実は、安房国北部の領主になった。しかし、南部の領主に城を攻められ、窮地に陥る。義実は、飼い犬の八房に「敵将の首を獲ったら、娘の伏姫をお前にやる」と言う。そして、ほんとうに首を咥えてきた八房に、約束通り伏姫を嫁がせなければならなくなった。
犬とともに山中に籠った伏姫は、死の間際に「仁義礼智忠信孝悌」と書かれた八つの珠をかなたへ飛ばす。そこから、犬の苗字と珠をもつ八人の剣士たちの物語が始まる。
第1巻は、親孝行な犬塚信乃と、義理をつらぬく犬川荘助の出会いと友情を描く。江戸時代の読本をもとに小説化した歴史エンターテイメント。

ISBN:9784863894181
出版社:静山社
判型:4-6
ページ数:296ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2018年03月
発売日:2018年03月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ