ごめんなさい、ずっと嘘をついてきました。 福島第一原発ほか原発一同
著:加藤 就一
内容紹介
福島第一原発を主人公に描かれるノンフィクション小説
原発が語り手となって伝える、今まで知らされてこなかった真実。15章に渡る「ごめんなさい」を、私たちはどう受け止めればいいのか。
この本を読んだあなたがどう感じ、どんな行動を起こすかが大切です。もし万が一、あたかも何もなかったかのように原発依存を続けるなら、事故は必ずまた起きるでしょう。起きるはずのないことでも起きるのですから、一度起きたことがまた起きるのは必然です。原爆が二度落とされたように…。
──科学ジャーナリスト 倉澤治雄
ウルトラクイズ優勝の僕の肩書きはいったい何だったんだろう。本当に世界は知らないコトにあふれてる!
──アメリカ横断ウルトラクイズ 第13代クイズ王 長戸勇人
とざい、とーざい!ここにおわすは原発の、嘘かマコトかこの懺悔⁉︎事実は小説より悲劇、知らずに生きるのは災難。
──おしどりマコちゃん(漫才師・記者)
目次
プロローグ
一つ目のごめんなさい
私は空へ海へ、長年放射能を捨て続けてきました
二つ目のごめんなさい
私が事故ると被害額が国家予算を超える!?
三つ目のごめんなさい
またまた外務省が隠した報告書は、原発へのミサイル攻撃の損害試算
四つ目のごめんなさい
私が出す何十種類もの放射能。人体への影響は未だわからない
五つ目のごめんなさい
子どもたちへ、将来を心配させてしまってごめんなさい
六つ目のごめんなさい
西日本や韓国の原発が事故ると大変よ
七つ目のごめんなさい
米国ではダメダメな避難計画だと原発は働けない。けど日本は……?
八つ目のごめんなさい
放射能は、まやかしだらけでごめんなさい
九つ目のごめんなさい
国策原発も、まやかしだらけでごめんなさい
十個目のごめんなさい
ヨーロッパの新原発と比べ貧弱すぎてごめんなさい
十一個目のごめんなさい
放射能だけでなく大量の熱を海に捨ててきました
十二個目のごめんなさい
大切な廃炉の話を聴いてください
十三個目のごめんなさい
それは私たちが出す核のゴミのこと
十四個目のごめんなさい
実は、原発の過酷事故は何度も起きてた
エピローグ 最後のごめんなさい
先進国で日本だけ、ガン死が増え続けています
ISBN:9784863854512
。出版社:書肆侃侃房
。判型:4-6
。ページ数:304ページ
。価格:1600円(本体)
。発行年月日:2021年03月
。発売日:2021年03月04日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS。