死んだらあかんえ

私は最後の二等兵

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著：和田　文之助

出版社：書肆侃侃房

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内容紹介

大義などかけらもない。これが、戦争の真実だ。
「最後の二等兵」は激流のような運命を決然と受け容れ、生きた。

「満州開拓団の人々を援護しよう」
二〇歳の若者は、脱走兵になった。
憎しみの報復を受け、死線を彷徨い、
再び捕虜としてシルクロードの果てなる地へ。
困難を、知恵と努力で逞しく生きた
彼の体には、今も一発の銃弾が眠る。
彼は強運だったのか、それとも……。

著者略歴

著：和田　文之助
大正13年、福島県耶麻（やま）郡山都（やまと）村生まれ。中島飛行機三島工場で徴用工として働く。昭和20年３月、鉄道隊の初年兵として満州・牡丹江に渡る。敗戦時、満州開拓団の民間人を援護しようと15人で脱走。持ち前のタフネスで、ウズベキスタン・タシケント近郊の捕虜収容所の抑留生活に至る、波乱の日々を生き抜く。日本通運株式会社に勤務。現在90歳、妻の外和（とわ）と埼玉県で暮らす。

ISBN：9784863851917
出版社：書肆侃侃房
判型：4-6
ページ数：336ページ
定価：1800円（本体）
発行年月日：2015年07月
発売日：2015年07月24日
国際分類コード【Thema（シーマ）】１：DNP
国際分類コード【Thema（シーマ）】２：1FPJ。

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