まえがき
第一部 講話編――40 Stories
第 一 話 事件は現場で起きる(1) 処分歴の調査とその限界
第 二 話 事件は現場で起きる(2) 犯罪歴の調査とその限界(一)
第 三 話 事件は現場で起きる(3) 犯罪歴の調査とその限界(二) 補 司法修習生の不採用事由
第 四 話 事件は現場で起きる(4) 裁量労働制と説明・明示事項
第 五 話 事件は現場で起きる(5) 裁量労働と労働時間の状況把握
第 六 話 閑話休題(1) 官報に関する基礎知識(一)
第 七 話 事件は現場で起きる(6) 松山大学事件(一) 過半数代表者の選出に瑕疵?
第 八 話 事件は現場で起きる(7) 松山大学事件(二) 信用性を欠く出勤簿の記載内容/学部長も管理監督者にあらず?
第 九 話 事件は現場で起きる(8) 松山大学事件(三) 裁量労働制導入は不利益変更? 補 監督署による是正勧告・指導
第一〇話 事件は現場で起きる(9) 過半数代表者の選出とその現状
第一一話 閑話休題(2) 官報に関する基礎知識(二)
第一二話 事件は現場で起きる(10) 給与明細の交付とそのルール
第一三話 事件は現場で起きる(11) 労働基準法はどう変わるか 補 スケールの違うアメリカのエグゼンプション
第一四話 事件は現場で起きる(12) 事業場外労働と最高裁判決 事業場外労働と議論の行方
第一五話 事件は現場で起きる(13) 明示・黙示の指示と労働時間
第一六話 閑話休題(3) 比較法の効用(一) 残業手当
第一七話 事件は現場で起きる(14) 裁量労働制協定届の不受理
第一八話 事件は現場で起きる(15) 配置転換と職種等の限定合意
第一九話 事件は現場で起きる(16) 大学設置基準と基幹教員
第二〇話 事件は現場で起きる(17) 大学設置基準と研究室
第二一話 閑話休題(4) 比較法の効用(二) 試用期間
第二二話 事件は現場で起きる(18) 育児・介護休業法等の改正
第二三話 事件は現場で起きる(19) ベア時代の人事院勧告/諸手当の見直しへの対応
第二四話 事件は現場で起きる(20) 日本版DBSとは何か
第二五話 事件は現場で起きる(21) ハラスメントについて考える
第二六話 閑話休題(5) 比較法の効用(三) ハラスメント
第二七話 事件は現場で起きる(22) 条文の書き方――ある省令改正
第二八話 事件は現場で起きる(23) 条文の読み方――法令とは何か 補 できないことは約束しない
第二九話 事件は現場で起きる(24) 年収の壁について考える
第三〇話 事件は現場で起きる(25) 国是と化した時短とその問題点
第三一話 閑話休題(6) 比較法の効用(四) 解雇規制
第三二話 事件は現場で起きる(26) 事実とは何か――統計/事実とは何か――法律
第三三話 事件は現場で起きる(27) 労働基準法はどこへ行く(一)
第三四話 事件は現場で起きる(28) 労働基準法はどこへ行く(二)
第三五話 事件は現場で起きる(29) 労働基準法はどこへ行く(三)
第三六話 閑話休題(7) 比較法の効用(五) 解雇規制 続/補 無断欠勤と解雇
第三七話 事件は現場で起きる(30) 労働基準法はどこへ行く(四)
第三八話 事件は現場で起きる(31) 労働基準法はどこへ行く(五)
第三九話 事件は現場で起きる(32) 現場人間、法令を読む(一) 大臣告示とその法的根拠
第四〇話 事件は現場で起きる(33) 現場人間、法令を読む(二) 熱中症予防と二つの省令
第二部 回想編―― 2 Articles
Ⅰ 現場からみた規制改革――「できること」と「できないこと」の見極めが必要一律適用を排し、適用除外も視野に入れた法整備を――
一 はじめに――現場から考える
二 規制改革の一〇年――労働法はどう変わったか
三 これからの一〇年――労働法に求められるもの
Ⅱ スピードが求められる規制改革
索引(法令/告示・通達等/判例・労委命令/比較法)
初出一覧