はじめに
特別寄稿“「シン」カリキュラム・マネジメント”の真の意味を本書から
本書の目的と内容
序 章
課題解決のための考え方 ~OJL組織学の視点と育成~
課題解決のための思考とチームの在り方~OJL組織学~
第1章
カリキュラムとマネジメント ~全体像と方法をつかむ~
|第1節| 「生きる力」から「授業まで」~つながりから見えてくること~
|第2節| 学校教育目標の見直し~資質・能力の明確化と各種書式の改訂~
|第3節| 「資質・能力」と「カリキュラム」にこだわる~マネジメントまでの道筋~
|第4節| 従来にとらわれない研修の取り組み方を探る~自らの授業を考える・自ら学ぶスタイル~
第2章
単元研究に迫る ~単元案と単元研究会~
|第1節| 「単元」を作る要素を実現する「単元案」~シンプルに押さえ、実践から深い気付きへ~
|第2節| 単元のまとまりを研究する「単元研究会」~視点を広げて、技術向上へ~
第3章
カリキュラムとマネジメントに向けた開発 ~システム化して日常へ!~
|第1節| 各教科等の年間指導計画~12年間を見通した計画で、学びをつなぐ~
|第2節| 教科等横断的な視点に立った資質・能力の明確化~曖昧にせず、しっかりと育む〜
|第3節| 教育活動の質の向上を図る「単元配列表」~効果的な関連を考える~
|第4節| 各教科等を合わせた指導を考える~指導形態ではなく、資質・能力にこだわる!~
第4章
自ら学べる環境づくり ~CK作戦と教師寺子屋~
|第1節| すぐに単元構想できるCK作戦 ~単元案の蓄積を活かした取組~
|第2節| 学びたい時に学べる環境づくり ~環境整備と教師寺子屋~
第5章
単元案による授業実践と学習評価 ~授業のポイントが見えてくる!~
1 国語科(小学部3段階)「劇をしよう」
2 算数科(小学部2段階)「くらべてみよう(高さ)」
3 数学科(高等部2段階)「角柱と円柱の体積の求め方を考えよう」
4 社会科(高等部1段階)「国土の気候の特色」
5 理科(高等部1段階)「流れる水の働きと土地の変化」
6 保健体育科(中学部1段階)「ベースボール型ソフトボール(ティーボール)」
7 体育科(小学部3段階)「健康な身体って何だろう」
8 家庭科(高等部2段階)「必要な栄養を満たす食事」「日常食の調理」
9 音楽科(高等部2段階)「合奏をしよう」
10 美術科(高等部2段階)「プロジェクションマッピングで表現しよう」
11 情報科(高等部2段階)「ロボットを動かしてみよう ~挑戦Scratch操作!!~」
12 各教科等を合わせた指導(小学部)生活単元学習「すなあそびをしよう」
13 各教科等を合わせた指導(中等部)生活単元学習「家族とわたし ~命の大切さ~」
14 各教科等を合わせた指導(高等部)作業学習「緊急依頼!ラベルを作ろう」
第6章
これからに役立つ研究紹介 ~未来のマネジメントのヒントに~
研究テーマ1 児童の資質・能力を育成する単元を見通した授業づくり
研究テーマ2 知的障がいのある生徒の“社会的な見方・考え方”を働かせた授業づくり
研究テーマ3 作業学習における教科等間の指導の関連付けと教科等横断的な指導の工夫について
研究テーマ4 生涯にわたって心身の健康を保持増進し、豊かなスポーツライフを継続するための資質・能力の育成を目指した授業
研究テーマ5 キャリア発達を促す教育の視点を取り入れた授業づくり
〜学習指導要領の着実な実践と、基礎的・汎用的能力の育成を明確にした実践を通して〜
研究テーマ6 小学部1段階をじっくりと学ぶ児童生徒のための1段階プロジェクト
研究テーマ7 一人一台端末に向けた取組 ~ICT活用目的の整理と実践事例~
終章
単元研究やカリキュラム・マネジメントの成果
【コラム】
1 進路指導部と研修部の連携した取組
2 生徒指導部と研修部の連携した取組
3 本校の研修のイメージ ~令和4年度に相馬に来ました!~
4 本校の教育課程の作り方 ~教務部と研修部の関係~
5 私にとっての教師寺子屋
6 OJL組織学が学校を改革する ~相馬支援学校の取組から~
7 『学習指導要領の着実な実施』をするためにカリキュラム・マネジメントで必須だったアイテムと取組年表の紹介
8 本校の取組の変化とこれから
あとがき 〜感謝を込めて〜
最後に 〜この4年間を振り返って〜