不器用っ子が増えている―手と指は〈第2の脳〉
編著:谷田貝 公昭
紙版
内容紹介
箸や鉛筆を使えない子どもが、ますます増えています。「危ないから」とナイフ・包丁・ハサミ等を持たせない親も、増えています。「手」の発達は「脳」の発達にも深く影響することを永年にわたって訴えてきた著者が、《不器用な子》の実態を挙げ、危機にある子どもの生活技術に警鐘を鳴らし、《器用さ復活》の方法を示します。不器用な大人も必読の1 冊。
目次
第1部 なぜ《手先の器用さ》か
第2部 《手先の器用さ》の実態
箸をきちんと持って使えない/鉛筆を正しく持って使えない/鉛筆が削れない/ノコギリが使えない/くぎを打てない/雑巾がしぼれない/生卵を割れない/かた結びができない/花結び(蝶結び・リボン結び)ができない/ボタンをとめられない/ハサミが使えない/針に糸が通せない/顔を洗えない/食器を並べられない/ライター、マッチが使えない/包丁を使えない/缶切を使えない/掃除(掃く・拭く)ができない/
安全ピンが使えない/折り紙が折れない……など
第3部 《不器用さ》周辺の問題
手と脳の関係/モデルになれない親・大人/基本的生活習慣/
遊び/直接体験/仕事・手伝い・家事/安全教育/生活科/不便の効用……など
ISBN:9784863591080
。出版社:一藝社
。判型:A5
。ページ数:136ページ
。定価:1400円(本体)
。発行年月日:2016年02月
。発売日:2016年02月02日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA。