SUPERサイエンス ニセ科学の栄光と挫折
著:齋藤 勝裕
紙版
内容紹介
ニセ科学は実験結果の捏造、論理の飛躍、バイアスのかかった統計など学会や地位などの権威を悪用して多くの人を騙してきた歴史がある。しかし、太古の昔は宗教と科学・医学・天文学は同居し、万有引力のニュートンも実は錬金術師だった。当時は「錬金術=ニセ科学」という認識はなく、錬金術の研究が多くの科学的な成果を残した。このようにニセ科学と本物の科学は表裏一体で常に共存しながら人類は発展してきたのである。 本書では、ニセ科学の光と闇の歴史のほかに、伝承の知恵や摩訶不思議な日常生活の迷信、科学界における不当な改竄や捏造の例を紹介します。
目次
●Chapter.1 古代・中世の科学
●Chapter.2 近・現代の科学
●Chapter.3 伝承の知恵と迷信
●Chapter.4 食生活の迷信
●Chapter.5 健康の迷信
●Chapter.6 原子炉の現実
●Chapter.7 捏造事件