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秘書問題入門

最適停止問題の基本モデルと計算法

著:高木 英明

紙版

内容紹介

秘書を採用するための面接を行うと仮定したときに、何人目で面接を打ち切るのがもっとも効率的であろうか。あともう1人面接したら、最高の人材と巡り合うかもしれない、と考えだすと、面接をやめられなくなりそうにも思うが、その問題を数学的に考えることで、最適な停止位置を求める。

目次

第1章 ことはじめ
第2章 古典的秘書問題の解法
第3章 採用辞退とリコールがある秘書問題
第4章 セカンドベスト等を採用する秘書問題
第5章 ベスト又はセカンドベスト等を採用する秘書問題
第6章 複数の応募者を採用する秘書問題
第7章 完全情報秘書問題
第8章 期待順位最小化秘書問題

著者略歴

著:高木 英明
1950年、兵庫県淡路島に生まれる
1972年、東京大学理学部物理学科卒業
1974年、同大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了
1974~93年、日本アイ・ビー・エム株式会社勤務(東京基礎研究所等)
1993年、筑波大学教授社会工学系.
2002~3年度 筑波大学副学長(研究担当)
2004年、同大学院システム情報工学研究科教授
2012~14年度、同システム情報系長(兼務)・大学執行役員
2015年、筑波大学名誉教授.
現在,神奈川県立がんセンター臨床研究所客員研究員研究分野、
情報通信ネットワーク,応用確率過程(待ち行列理論等),サービス科学学会活動、
IEEE Fellow (1996), 同Life Fellow (2010),IFIP Silver Core (2000)、
日本OR学会 フェロー (2010),待ち行列研究部会論文賞 (2018)

ISBN:9784863455030
出版社:丸善プラネット
判型:A5
ページ数:372ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2022年05月
発売日:2022年05月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PBT