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主体的な学びの探求

著:竹内 謙彰

紙版

内容紹介

「主体的な学び」とは?主体的な学びの態度を育てる要素は?
自己評価の質問紙調査を通して、主体的な学びへの態度と年齢・性別、小学生時代の遊びの体験、人生満足度との関連を検証していく。人が「主体的に」学ぼうとする態度を形成するのには、何が関係しているのかを紐解いていく。

【第Ⅰ部】「主体的な学び」「アクティブ・ラーニング」に関する文献展望し、問題を提起。
先行研究におけるの捉え方や、主体的な学びが成立している事例(ワークショップ、サドベリー・バレー校)をもとに、「主体的に」学んでいる状態を3つのレベルに分解します。 
【第Ⅱ部】主体的な学びの態度 自己評価調査の開発し、分析。 
主体的に学んでいるという態度が成立している状態を探り、年齢・性別、人生満足感との関係はどうなっているのか。小学生時代の、どんな遊びの経験が、学びの態度を育むのか、調査を通して分析を深めます。
【第Ⅲ部】今回の研究をもとに、「主体的な学び」はどのように捉えられたのか。
[Column]では、・自閉症スペクトラム症児にとっての遊びと学びと主体性・学びと幸福感の一筋縄ではいかない関係 など、「主体的な学び」に関する著者の考えを色濃く反映したものになっています。

著者略歴

著:竹内 謙彰
京都府生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。京都大学博士(教育学)。愛知教育大学勤務を経て、現在、立命館大学産業社会学部教授。専門は発達心理学、教育心理学。

[主要著書・訳書]
『たのしく学ぶ社会福祉-誰もが人間らしく生きる社会を作る-』(共著、ミネルヴァ書房、2021年)
K・ハヴァースカ他(編)『乳幼児期の自閉症スペクトラム障害:診断・アセスメント・療育』(共監訳、クリエイツかもがわ、2010年)
N・フォアマン&R・ジレット(編)『空間認知研究ハンドブック』(共監訳、二瓶社、2001年)
『空間認知の発達・個人差・性差と環境要因』(編著、風間書房、1998年)
『空間に生きる』(共著、北大路書房、1995年)

ISBN:9784863423664
出版社:クリエイツかもがわ
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2024年03月
発売日:2024年03月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA