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愛知大学国研叢書 第4期第5冊

ラサール訳『嘉音遵◆◆菩薩之語』 ──研究と影印・翻刻──

Lassar’s Chinese Version of the Gospel According to St. Matthew. A Study on the Original Texts and Transliterated Words: with an Appendix of a Facsimile and the Text

編:永井崇弘
編:塩山正純

紙版

内容紹介

1807年、アルメニア人のキリスト者ラサール(Johannes Lassar)の手になる漢訳「マタイの福音書」は、インドのフォート・ウィリアム大学副学長のブキャナンより英国カンタベリー大主教へ謹呈された。
2世紀を経て今日、英国ランベス・パレス図書館に蔵されるその漢訳「マタイの福音書」を翻刻、影印。
音訳語を比較検討し、ラサールが漢訳した道程を探る。
漢訳聖書研究における貴重な史料を提供。

目次


研究篇
はじめに
1.プロテスタントによる最早期のインド伝道
2.プロテスタントによる漢訳聖書の最初の翻訳者ラサールと聖書漢訳の経緯
3.ラサール訳『嘉音遵◆◆菩薩之語』について
4.ラサール訳の底本の可能性がある聖書
5.ラサール訳『嘉音遵◆◆菩薩之語』の底本
6.『嘉音遵◆◆菩薩之語』における音訳語
おわりに

資料篇
音訳語対照表凡例
『嘉音遵◆◆菩薩之語』音訳語対照表

影印・翻刻篇
翻字凡例
『嘉音遵◆◆菩薩之語』翻刻
『嘉音遵◆◆菩薩之語』影印
影印凡例

※タイトルの◆◆は口+罵、口+挑

著者略歴

編:永井崇弘
1970年大阪府生まれ
福井大学学術研究院教育・人文社会系部門総合グローバル領域准教授
編:塩山正純
1972年和歌山県生まれ
愛知大学国際コミュニケーション学部教授

ISBN:9784863331716
出版社:あるむ
判型:A5
ページ数:384ページ
定価:7000円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年03月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMF