かくれキリシタンとは何か

FUKUOKA　U　ブックレット　9

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オーディオブック

著：中園　成生

出版社：弦書房

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内容紹介

400年間変わらなかった信仰——現在も続くかくれキリシタン信仰の歴史とその真の姿に迫るフィールドワーク。かくれキリシタン信者は、それまで伝えてきたキリシタン信仰の形を、忠実に継承することしかできなかった。長崎・平戸とヨーロッパを結ぶ信仰の軌跡を追う。

（１）平戸のキリシタン史の概要
海の道の中継地・平戸／大洋路がもたらした宗教・信仰／キリシタン時代の到来／イエズス会の過激な布教活動／松浦氏とイエズス会の確執／伴天連追放令と禁教の時代／生月の信者の経済活動

（２）かくれキリシタンの信仰とは何か
かくれキリシタン信仰における二つの系統／かくれキリシタン信者の信仰の様相／信仰並存という捉え方

（３）かくれキリシタン信仰の要素の検証
信仰のための組織／信仰対象の検証／かくれキリシタンの年中行事／かくれキリシタンの祈り、オラショ／歌われるオラショ／外海・浦上系かくれキリシタン信仰

著者略歴

著：中園　成生
1963年福岡県生まれ。平戸市生月町博物館・島の館学芸員。熊本大学文学部（民俗学）卒業。佐賀県呼子町在職中に捕鯨史研究に取り組み、生月町（現平戸市）転職後、かくれキリシタン信仰の調査・研究にも取り組んでいる。
主な論文・著作に、『かくれキリシタンの聖画』（共著、小学館、1999）、『生月島のかくれキリシタン』（島の館、2000）、『くじら取りの系譜』（長崎新聞社、2001）、『鯨取り絵物語』（共著、弦書房、2009）など。

ISBN：9784863291270
出版社：弦書房
判型：A5
ページ数：64ページ
定価：680円（本体）
発行年月日：2015年10月
発売日：2015年10月10日
国際分類コード【Thema（シーマ）】１：QRMB。

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