はじめに
第1章 「何もできない私」がスタートラインに立つまで
ナオちゃんの補聴器 / おばあちゃんの認知症 / なりたくない職業ナンバーワン、看護師 / 社会福祉協議会の仕事がおもしろすぎる! / 最愛の父のがんと、死 / まさかのヤクルトレディになる
第2章 コミュニティナース・デビュー!
日本に前例のない活動、コミュニティナース / みんなの「暮らし」は多様だった / あらゆるものの見かたを学んで、体系立てたい / コミュニティナースの現場から、仕組みづくりへ / 「人がやらないことをやれ」という信念 / 東京の弁護士が雲南市へ移住する / 私の「やりがい」が変化していく
第3章 広がっていくコミュニティナース
心の底からやりたいことは何か? / 訪問看護ステーションをつくろう! / 自分たちを強化して守っていく / コミュニティナースを増やすプロジェクトがスタート! / 地域づくり専従のコミュニティナース、始まる / “壁”を乗り越え、地域に自分をさらけ出す / 雲南市のユニークなシステム「地域自主組織」
第4章 コミュニティナースに取り組む先進県
奈良県庁のスーパー公務員、登場 / 自治体での導入前の、彼らの緻密な動き / バングラデシュから奈良県の村へ / 私、ガソリンスタンドにいるコミュニティナースです / 村の保健師と何でも話せる関係になれた / 病気があっても夢を叶えるお手伝いをする / 村の介護保険事業計画に関わり、福祉の本質が見えた
第5章 これがコミュニティナースです!
形にとらわれない、自分らしい活動を / 暮らしの身近な存在 / “みんなの実践の宝庫”ができていく
第6章 全国各地のコミュニティナース奮闘記
〇看護師の「所属先」を広げちゃえ!地域食堂をオープンした小鹿千秋さん
開業のきっかけは、産休中に感じた孤独 / 看護師の私じゃなく、私個人でもできること / 「おむすびナースいます」という看板
〇マイネットワークに“チョイ乗せ”するコミュニティナース活動をする北川理恵さん
“病院の外”に興味を抱く / コミュニティナースがお寺に!
〇看護師というより、一市民として自ら動く社内にコミュニティナースの事業部を新設した小林朋子さん
解決したいのにできない、悶々とした日々 / 強力な“相棒”を得て新事業部をつくる / 子育てサロンが地域のママたちに大好評!
〇ビジネススキルを使ってコミュニティナースを生み出す大都会・東京で活動する河田浩司さん
婚活よりも目を奪われた!?島根のまちづくりとの出会い / 都市型のコミュニティナースのモデルづくりを目指して
〇東京に、食を通じてつながる拠点を『JR東日本』の一木典子さんの、まちの未来予想図
駅を支える人がコミュニティナースの在りかたを身につける
〇「やっと実現できて幸せ」と話す、ベテラン看護師病院に部署を新設した高田弘美さん
「看護師が地域で活動する表現方法がないのかな」? / 長年の思いを叶えた今、やりがいと幸せを感じる
〇さまざまな企画を生み出すアイデアマン!雲南市にIターンした宮本裕司さん
“攻めの保健室”!? / 地域に「色づけをする」さまざまな動き方 / 郷原さんは僕にとって、コミュニティおじさん ほか
第7章 コミュニティの未来
コミュニティづくりの大前提にいる「自分」 / 活動や人間関係づくりのコツ / 看護師以外の人も「コミュニティパーソン」に! / スペインのまちのコミュニティ「美食倶楽部」 / 「友人を大切にする」という喜びのもとで / コミュニティパーソンの大先輩、品川宣子さん
おわりに