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安全はマネジメント

リスクアセスメントの活かし方

著:濱田 勉

紙版

内容紹介

リスクアセスメントと経営(マネジメント)という
今までにない視点からアプローチをした一冊。
読み進めていく過程で、
トップの強い方針はもとより、
安全衛生に対する本質的な理解なくしては
リスクアセスメントを
進めることはできないということ、
生産性や品質の向上など、
リスクアセスメントの考え方が
あらゆる事業活動に密接につながっていることが
理解できる1冊。

目次

はじめに
序章 ~慣れ親しんだ文化~
第1章 安全の定義とリスクアセスメント
「安全」の受けとめ方
安全の定義(前編)
リスクの定義
危険源とは
日常で関わる危険源 ~無害な物質は存在するか~
リスクの要素と用語 ~災害発生のシナリオから~
安全の定義(後編) ~リスクを許容する~
リスク評価と許容 ~どこまでが許容されるか~
解説 ~リスクアセスメント指針で注意したい用語~
リスクアセスメントの全体像(本書解説の全体像)
第2章 リスクアセスメントの準備
自主的な安全衛生活動とは
呪縛からの解放
危険源と作業の関わり調査
作業把握方法の確立
業種や業態で異なる作業把握の考え方
危険源の特定とは
【リスクアセスメント指針に基づく解説】
特定すべき危険源を明確に
特定する危険源の空間的範囲
【参考】「フォークリフトの転倒」が発生する危険源
第3章 リスク見積り
記録シートに「○○して○○なる」は不要
点数付けは必要ない?
【技術解説】本書が採用する見積り基準と一般的な基準
「危険源の特定」の実際
「リスク見積り」の実際
気になる「対応策の検討」は、もう少し先で・・・
足りない情報を部署間で補い合う
デジタル化の推進
第4章 「評価に基づく」対応策の検討
リスクバランス ~リスク評価と経営~
対応策検討順序の考え方
その危険源は必要か ~対策検討順序①a~
その作業は必要か  ~対策検討順序①b~
発生確率を下げる  ~対策検討順序②~
管理的対策には「管理」が必要 ~対策検討順序③~
ヒヤリハットをリスクアセスメントへ活かす
安全確認型の制御と正しく止めること
包括的な設備基準へ
第5章 リスクアセスメントと経営
人手不足とマネジメント
作業把握は事業活動そのもの ~働き方改革も同じ~
ISOの本質へ ~目的を忘れた仕組みたち~
「2S」と「3定」と作業把握
タダほど高いものはない ~コスト削減から最適化へ~
すべての理解を求めない ~安全衛生部署の管理~
安全衛生部署が心がけたい三つの要素
トップの決意と方針表明 ~安全はマネジメント~
巻末資料 危険源の具体的な表現とリスト化
機械的な危険源
電気的な危険源
熱的な危険源
騒音や振動による危険源
材料及び物質による危険源
滑り、つまずき、墜落の危険源
人間工学の危険源(ヒューマンエラーの危険源など)
その他の危険源

ISBN:9784863198470
出版社:労働調査会
判型:A5
ページ数:312ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2021年06月
発売日:2021年07月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:KC